2023年2月27日に敢行した、むっさムラムラ武蔵村山市徘徊。当日、メインターゲットよりもムラムラした(笑)物件をご紹介。いやムラムラっつうか…これなに?
それはまったくノーマークに、
わたくしの前に現れた。
ええ~!
巨大なボウリングピン!?
たまらず停車。こんな狭い道でもサッと停められるチャリの美点、最大発揮だ。場所はこちら。
あらためて、しげしげと…
いや~デカい。台座を含めれば、優に5mはあるんじゃないだろうか。
その台座に、なにやら銘板がはめ込まれている。なにか判明するだろうか?
どれどれ…。
”Started from this pin
Since 1971・11・19”
…ぬう~、わからん。
英文自体はシンプルなものであり、「1971年11月19日、このピンから始まった」と。なんらかの起源、謂れを表現していると思うが、問題は何を?ってことだ。
この時期、空前のボウリングブームが巻き起こった頃ではあるが、さすがにこの日付がわが国におけるボウリングの起源の日とするには無理がある(すでにブームになっちゃってる時期で、多くのボウリング場もできていただろう)。
「このピンから始まった」とくれば、かなりエポックメイキングなことだったというニュアンスがあると思うのだが、肝心のそいつがノー情報。ええええ。
そして、これだ。
なんだかかっこいいロゴマーク的な、「MSL」。
この写真を画像検索してみたが、出てきたのは爆弾の写真ばっかり(笑)。でもそれは、見た目の関連性によるもので、肝心の「MSL」についてはさっぱりわからなかった。
確かに、こうして見上げた威容は、爆弾ちっくではある…。
いったいこりゃあ、なんなんだねキミぃ。
ググって見ると、これに着目して採り上げている方がわずかにおられたが、その正体について解説したような記事は見つけられず。
個人的な印象として、このピンそのものの色使い、そして「MSL」のロゴも含めてどこかミリタリー味を感じた(ここは米軍横田基地から直線距離で3kmほどの場所になる)。英語表記の銘板もあいまって、米軍にゆかりのある外国人が何かを記念して建てたものなのかな?とか。そしてそれは、意外と個人的な想い出だったりするのかな?とか。
いやまさに、知らんけど。
記事にするにあたり、当初は場所を伏せようと思っていた。けど現地の様子が、明らかに「通行人に見せる」ことを意識したものであること、そしてすでにGoogle Mapにも載っかっちゃっていることがわかったので、地図付きで掲載させてもらった。
写真からわかるとおり、ピンそのものはガチ私有地内にあり、侵入は厳禁である。節度ある態度でどうぞ~。
つうわけで、まあいろいろと、
想像をかきたててくれた、謎多き物件をご紹介した。
しかしこれ…テーマ分け不可能っすな。「遺構その他」か…無理やりすぎ(笑)。またテーマ分け、手直ししたいな…。