山手線橋 (滋賀県大津市栗原) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

一昨日のじゃなくてその前の県内徘徊である2022年8月9日、気分転換で訪ねた、Q地図で見つけた橋をご紹介。

 

 

後で地図を出すけど、けっこうややこしい狭小路を抜けて…

見えてきた~。

 

 

 

 

 

おお~。なんかいいね!

改めて場所はこちら。見ていただくとわかるように、右に見えるのは国道161号(湖西道路)。

 

なぜこの橋を見に来たかといえば、ストビューで見たこの橋が、あんまり我がホーム・滋賀県では見たことないテイストだったから。

 

 

 

 

 

どんなんかな~?(桂小枝ふう)

こんなんです~。

 

 

 

 

 

トラス組みの高欄と、

グレーチングの床版…っていうか、はい、これはあの~…いわゆる仮設橋…っすよね?

 


 

 

 

災害現場や工事現場などで一定期間のみ使用される前提の、

分解・組み立て自在な、文字通り仮設用の橋。

 

しかしながら、Q地図によるとこの橋、1955(昭和30)年架設だという。マジか?

 

湖西道路のこのあたりは、1985(昭和60)年ごろの建設。立地的に工事用道路だったのかと思いきや、なんとその30年も前から存在したとは驚き。

 

 

 

 

 

吊り橋以外でグレーチングとか、

なかなかないですぞ~。

 

 

 

 

 

渡った先は、

またちょっとそそる感じに…。

 

 

 

 

 

仮設橋ながら、

永久橋として堂々たる姿。クズの絡まる高欄(っていうのか?)がいい。

 

ふと思ったのだが、こういう橋の耐用年数ってどんな感じなんだろう。ちなみに大津市の橋梁点検結果は「2」(予防保全段階)。

 

 

 

 

 

サイドアングルは、時節柄こんな感じ。

これも中路トラス橋とか呼びたいが、いかんせん単なる仮設橋なんですな(笑)。

 

 

 

 

 

ちなみにこの橋のストビューはないのだが、Q地図でのリンクより湖西道路上からのお姿が拝める。

 

これがかなり良く、わたくしひと目見てビビビと来てしまった(古)

貼っとくので、左へぐりっと、どうぞ~。

 

 

 

 

 

この橋、とても下には降りられそうになかったんだが、

無事見上げアングルもゲット~。

 

この行程含むオプションは、プチ探索として楽しめたので、いつか別建てで記事にするつもりでござる。ヤマビルに喰われたけど(笑)。

 

 

 

 

 

そのオプションには、

こちら方向も含まれる。が、今記事ではここまで。

 

 

 

 

 

マジで今さらなんだが、

Q地図によるとこの橋のお名前は「山手線橋」。じゃあこの道路の路線名が山手線なのかというと、「大津市道幹1115線」だとか。

 

けど、昭和30年架設ということを考えれば、当時の路線名は山手線だったのかもしれない。知らんけど。

 

 

 

 

 

あの坂を登れば、

そこはもう栗原の集落外れ。けど、どこか隔絶された土地のような、そんな印象を受けた。

 

 

 

 

以上。