国道422号・桜峠前後の旧廃道~三重県側【後篇】 (三重県伊賀市丸柱) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

【前篇】より続く。

 

 

 

旧道が丸柱川を渡る橋は、非常にシンプルだった。

上流側より。斜めに架かっているのがよくわかる。

 

 

 

 

 

ここらで降りてみた。

旧道の土留めは谷積み。昭和中期ごろ、ってとこかな。

 

 

 

 

 

で、この橋…

パッと見、桁と橋台が一体になってるように見えた。ラーメン橋か、もしかして?って。

 

 

 

 

 

地味な橋だが、

これ案外個性的なきがしてきたぞなもし。

 

 

 

 

 

コンクリートパイル橋脚の一本には、

「大同パイル」とあった。

 

 

 

 

 

下流側より。

こっち側で見ると、全然橋台と桁が一体なんかじゃなかった。桁橋だったか~。

 

 

 

 

 

路盤に復帰して、

橋を振り返り。

 

言うまでもなく、一切の情報は皆無。む~。

 

 

 

 

 

では進軍再開するが、

橋からすぐのところにこんな謎スペースが。

 

 

 

 

 

展望台?

んなわけあるか(笑)。見下ろせるのは丸柱川のささやかな流れのみ。謎や~。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

橋から数十mで、

現道が見えてきた。左端に写っているのがそれだ。

 

 

 

 

 

けど、すぐには合流しない。

あくまで丸柱川に背くことなく、忠実に寄り添い続け…

 

 

 

 

 

やがて、現道が丸柱川を渡るのを見届けるように

合流。

 

 

 

 

 

その最後の数十mだけ、

舗装路面が復活していた。ここらだけ何かでたまに使われることがあるのかも。

 

 

 

 

 

現道より、合流地点を。

これも、改めて確認したらたかだか距離350mほどのプチ廃道だったけど、わたくし的にはかなり楽しめた。

 

 

 

 

 

上の写真でちょっと先に見えている、現道が丸柱川を渡る橋、お名前は

桜峠橋と。

 

なんかいかにもって感じ。旧道のあの橋の名前もこれだったとは、ちょっと思えないけど。実際どうなんだろうか。

 

 

 

 

 

お誕生日は、

「平成14年11月」。

 

ということは、この翌年かそのくらいには開通したのだろう。だとすれば、探索時点で旧道落ち後20年弱ほどだったことになる。廃化したのもほぼ同時だろな、きっと。

 

 

 

 

 

こんなとこ歩いてるやつはそうそう見ない。行き交う車から奇異の目で見られつつ…

戻ってまいりました~。

 

この県境の駐車スペース、二つの廃道パートの真ん中のちょうどいいとこにあって助かった~。

 

 

 

 

 

最後に、Google Map航空写真モードでどうぞ。

以上、県境を挟んだプチ廃道二本、ご紹介いたしました~。

 

 

 

 

【次回】は、実際の当日の流れどおり、旧々道をちょっと辿ってみたスピンオフを。