【3】より続く。
あったー!
さっき出会った男性から聞いたとおり、そこには放置されたディーゼル機関車が。スゲぇー!!
めちゃめちゃそそられたが、運転台に上がるのは自重した。許可を取ってるならまだしも、撮影だけで精一杯だ。
「D-505」とある。日本車輌製のプレートが右下に。
けっこう無残な姿になってはいるが、
感激やー!!カッコイイーー!!
そこからくるりと振り返れば、石灰?の山が。レールが敷かれていたであろう部分も埋もれている。
山の手前に何かが見える。
それは、
赤錆び、石灰にまみれた転轍機だった。レールともども、すっかり埋まってしまっている。
埋まって…?
そう、思い出していただきたい。あの男性の言葉を。
「最奥にはディーゼル機関車が1台放置」。確かにそれは存在した。そして彼は言った。
「もう1台が『埋まって』いる」
どこにあるんだ?この山に埋まってるのか?
もはや許可を取っていないことも、完全に私有地に侵入していることも忘れ…というか構わず(笑)、砂山の裾をまわり込んでみたら