2014年5月16日。静岡県沼津市にて出張最終日を迎えたわたくし。夕方には仕事が終わり、あとは帰るだけ…ときたら、せめて近場でどっか行きたいじゃないですか。地図を見ると、徒歩圏内に何本か橋が。ちょうどいい。見て帰ろ～っと。
…期待してなかったが。
…良かった(ﾎﾟｯ
場所はコチラ。
静岡県道139号原木沼津線が狩野川を渡る橋だ。北東からアプローチ。タメずにいきなりお見せする。
橋好き以外にはそれほど共感を得られなそうだが、イイねぇー！！
非常に端正なアーチ橋だ。いわゆるソリッドリブ・タイドアーチってやつらしい。コレはなかなかの逸品…と、帰ってから調べてみたら、やはり。土木学会選近代土木遺産Ｂランクに指定されていた。
この時点で、橋フェチとしては、コレにクギヅケ。
クゥ～ッ（いつもの川平慈英ふう）
tellさんﾊｱﾊｱのヒンジ、いわゆる支承であります。いや～美しいな～。リベット打ちの無骨さと、繊細なラインのコラボレーション。あーコレでどんぶりメシ3杯イケるわ～。
さっそく接近。
北東の親柱には竣功年。
「昭和十二年六月竣功」。
県道を渡って、南東の親柱。
「おなりはし」。
ここからしばし、ソリッドリブタイドアーチを舐めるように堪能させていただきます。
リベットォォォ！！ ﾊｱﾊｱ
官能的なライン～！！ﾊｱﾊｱ
株式會社淺野造船所 ﾊｱﾊｱ
リ、リベットォォォーー！！
どうすか険酷隧さん！？ ﾊｱﾊｱ
アミアミーー！！(意味不明) ﾊｱﾊｱ
官能的なライン・パート２～！！ﾊｱﾊｱ
ロ～アングル～～ ﾊｱﾊｱ
ああ、疲れた(笑)
改めて、お名前を確認しておこう。
「御成橋」。こちらの親柱は後年に作り直されているようだ。
あと、お見せしたい画像をなんとかあと3枚(笑)。
まずコレ。
この橋を鑑賞するベストポイント？かも？
んで、コレは外せまい。
支承を至近距離で。
いや～しかしこの橋の巨大な鋼製プレートガーダーを計8か所のこの支承で支えているわけで、考えてみれば凄いなあ…。
最後は、お気に入りのショットでシメ。
はあ～イイ～。
上も下も素晴らしい橋で、上も下も容易に鑑賞できる橋ってのは、ありそうで案外ないのだ。
いや～、久々に鋼アーチの素晴らしさをしゃぶりつくしました～。
以上、完結。