スティーヴン・キング | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

はい、昨晩予告したネタでございます。まずはやはり、わたくしの最も敬愛する作家を紹介せずには始まらん、というわけで。

スティーヴン・キング。ご存じでしょうか。なんか聞いたことある・・・って方もいるかもね。「モダン・ホラーの帝王」と呼ばれる(呼ばれた?)、押しも押されもせぬ世界的なベストセラー作家です。

完全に時代遅れとなっていた「恐怖小説」というジャンルを現代に甦らせ、「モダン・ホラー」と呼ばれる新ジャンルを確立した立役者であるキング。そのポイントは、圧倒的な「リアリティ」にあります。作品内に頻出する、実在の町、実在の人、実在の日用品ブランドなどなど、一般市民の日々の生活の場において起こる、恐怖。
古くさく現実離れした従来の恐怖小説とは180度違う、新しい感覚のホラーは時期を同じくして現れた他の作家たちも含め、モダン・ホラーという大きなムーヴメントとなりました。


作風は、とにかく執拗に執拗に描写を重ね、それらを積み重ねて積み重ねて徐々に盛り上げていき、最後にジェットコースターのように・・・って感じが基本型。そのため大作が多めであります。わたくしのクドい文体もキングの影響かな(笑)。

5年ほど前の時点まで、日本で発行されたキング作品はほぼ全て読破してきました。何作くらいになるのかなぁ・・・。

ベストセラー作家ゆえに、その作品のほとんどは映像化されていて、名前を聞いたことあるような気がする方は、たいていその絡みかも。例えば「スタンド・バイ・ミー」、例えば「グリーン・マイル」、例えば「シャイニング」「ミザリー」などなど・・・。

個人的にやはり思い入れがあるのは、初期の作品になってしまうかなあ。プロデビュー作となった「キャリー」、第二作「呪われた町」、そして次の「シャイニング」。
この「シャイニング」、キューブリックの映画も有名ですが、確実に小説の方が面白く、そして怖いです。キング自身、映画版は嫌いだと公言しています。が、映画は映画で非常に良くできていたとは思いますけど。

そして外せない「ザ・スタンド」、「IT(イット)」、の大作二作ね。さらに超大作の「ダークタワー」シリーズ。

「デッドゾーン」、「ファイアスターター」、「クージョ」、「クリスティーン」、「ペット・セメタリー」・・・ありすぎて思い出せないっす(笑)。デビュー前に書かれた「死のロングウォーク」なんかも最高なんですよね~。

「スタンド・バイ・ミー」(原題・「ザ・ボディ」)は「恐怖の四季」という中編集の「夏」(だったと思う)にあたる作品で、この中編集からはあと二作、「ゴールデンボーイ」と、「ショーシャンクの空に」(原題・「刑務所のリタ・ヘイワース」)が映画化されています。個人的に「ショーシャンク~」は最高のキング映画でした。もし観たことある方は、ぜひ小説の方もどうぞ。あの最高の読後感は、タマランものがあります。



アカン。収拾つかない(爆)。


やはり短くまとめるのは無理でした。てか、短くないのにまとまってもいないし。


とにかく、海外小説に抵抗ない方でキングを未読の方がおられるならば、ぜひ読んでみてください。どれをとっても、決して怖いだけではない、様々な形の「愛」が通底しています。

で、どれを読めばイイか?・・・うーん・・・個人の好みがあるので、それを聞きたい奇特な方がおられたら、個別に応談いたします(爆)。



まぁなにはともあれ、キンキンに冷やしたスーパードr(ry
 

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もうよろしいわ(爆)。



いやー、久々にチョーグダグダな記事だわ。