えー本日のrinさんの記事に着想を得まして、街中のささやかな橋をやろうと思いました(笑)。
というわけで何となく思い出した、2017年3月27日、仕事で来た場所のそばにあった橋をご紹介。
タメなく、これです。
スマホ地図で橋があるのを見て来ただけだったが、なんかイイ感じ?
見た目の印象からは、昭和中ごろ感(なんやそれ)が感じられる。こういう古びた橋が白く塗られているのってたま~にあるのだが、結構微妙。けどこの橋は、なんか知らんけど受け入れられた(笑)。
この時は西側より接近。いや、マチナカのこういうささやかな橋、実にキライではないぞよ(笑)。
向かって右の親柱。
「栄橋」。
うむ、晴れがましいいい名前じゃないか。いや、しかしな・・・まあいい、次行こう。
向かって左の親柱。
「昭和廿一年三月竣工」。
思ったよりも少し古かった。二十年代末くらいかと。戦後間もない昭和二十年代初頭の橋って、かなり少ないのよね~。その意味ではレア。
しかしねえ、それよりも気になるのが・・・
こんなに、「コンクリが柔らかいうちにチョクで書きました」的な親柱の文字って、あります?
そう、これ型押しじゃなくって、実際に書いた(って言うのかな)っぽいのだが、どういう道具で書いたら、こういう毛筆っぽい感じに書けるんだろう。
変なところに感心してしまいましたやん・・・(笑)。
橋上にて。
川の名は、東除川。
低い欄干と、開口部の鉄線なみに細い金属棒。けっこう個性的な意匠ですなあコレ。見たことないタイプ。
その上に後付けされた鉄柵は・・・まあ不束者ですが(笑)。
東側より。

標識の示す通り、この橋は自動車通行禁止。が、南海高野線・北野田駅への、駅東側からの最短ルートなので通行量は多い。
左側の親柱は失われての代替品か?右側の親柱は
これもまた橋名だった。が、西側とのえらいテイストの違いはどうしたことか?
色合いも字体も違うとか、どうなのよ。地味な小ワザを放り込んできやがるな(笑)。
あ~、なんか・・・
好きだ、この橋(笑)。説明つかんけど。
最後に、北側からのサイドアングル。
いや~、なんてことないなあ、ほんとに。
インフラ老朽化が叫ばれる昨今、昭和前半の橋は加速度的に姿を消していくだろう。修繕して使われ続ければいいが、架け替えられるものも多い。
この橋は自動車を通さないだけに、長持ちはしそう。なんとか末永く地域の大事な橋として活躍してほしいものでありまする。
以上、完結。