2010年11月21日、摺子ＯＦＦ離脱後、帰りがけに独りで伯母峯隧道探索へ向かった際に見つけた橋。見つけたっつうか…ココ通らないと行けないんだけど(笑)。
場所はコチラ。
国道169号線から奈良県道40号大台ケ原公園川上線に左折してすぐ、谷奥を折り返すところに架かっていた、味はあれどもビックリするほどでもない、まあなんてことない橋なのだが、
なんだかすごく、綺麗だ。
いやマジで、すごく綺麗だ！
時刻は15時54分。初冬のこの時期、夕暮れ前のやわらかな西陽がちょうど射して、苔むした高欄を照らしていた。まるで高欄それ自体が金色の光を放っているかのような錯覚を覚えた。
山間部や木立の中に立地する橋でごくまれにある、日差しのマジック。この日この時のこの橋は、本当に綺麗だった。
橋上から上流（谷奥）を眺める。これまた佳景なり。
ちなみに谷の名は山葵谷とか。風流ですな。
最後に反対側より。
あと10日ほどで冬期通行止めとなる、ある意味賞味期限の迫ったタイミングでのこの橋との出会い。非常に幸せな出会いだった。
以上、完結。