【4】より続く。
イヤイヤイヤイヤ!
ホンマに埋まっとるやーん!
男性の言葉通り、そこには砂に埋没したディーゼル機関車が!
ここで中途半端に理性が働く(笑)。
てわけで、いったん道路へエスケープ。
おおおおおお
おおおおおおお!!(結局また入っとるやんw)
まさに衝撃のクライマックス。
事前に聞いていてもなお、思わず絶句するような光景だった。
そして向き直れば、
ここで石灰の中継をしていたはず。上部軌道から中部軌道と連絡して山の上からここまで石灰を運びおろし、そして今たどってきた下部軌道で積み出し港へと運んでたんだね~。で、大量輸送のために鉄道に代わってコンベアーが作られたと。
ということで、ここから先は現役操業中、ガチで立ち入りは慎まねば。ここから仰ぎ見れば、
行って見たーい。でも無~理~。
大満足で国道へと戻ったわたくし。けど忘れちゃいけない、後回しにした積み出し港のパートを確認せねば!
ということで、最初の地点へ。
まっすぐに港へと延びる路盤跡。
コンベアーが前方の施設へと接続しているのが見て取れる。左側の2車線路は国道260号線。
かろうじてレールが見える。
ここも現役施設なので、国道から遠巻きに眺めるのみ。
そして線路は海の上へ。
桟橋となって、
積み込み場へと消えてゆく…。
もう一度書いておくが、自分が全くの偶然でココを見つけたのは2009年11月15日。当時はこの専用線跡を取り上げたレポートはほとんどなかったと記憶しているが、今回記事にするにあたって久しぶりに検索してみたら、けっこうな数の記事がヒットして驚いた。と同時に、それらの良質な記事によっていろいろと分かったこともあった。
特に触れておきたいのは、最奥部のラスボス、あの埋もれたDLのこと。D-507というあの機関車は、昨年(2013年)の夏に、残念ながら解体されたという。当たり前といえばそうなのだが、下からはちゃんとレールが出てきた、とのことだ。ああ…もう二度と会えないと思うと残念だが、記録を残すことができたのは良かった。
以上、完結。