神奈川から耐衝撃USB3.0ポータブルHDDのデータ復旧 [HD-PNF2.0U3-GB] | 梅田大阪駅前店・データ復旧クイックマン修理実績公開

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[ご相談内容]

 
神奈川からメールにてポータブルHDD データ復旧のご依頼を頂きました。2TBの耐衝撃ポータブルHDDになります。
割と新しいHDDでしかも耐衝撃ですが、HDD自体が繊細な機器ですので、どうしても振動や衝撃には弱く、耐衝撃といえども運悪く故障してしまうことはあります。
 
機種:BUFFALO HD-PNF2.0U3-GB
 

[診断結果]

 
郵送にてお送りいただき当社にて診断させていただきました。
 
 
USB経由ではHDDがちゃんと認識してくれないとのことでしたので、ケースを開き、中からHDDを取り出します。
この写真はHDDを取り出したケースですが、ケースの天面・底面にゴム足のような緩衝材が入っています。
側面はプラスティックを弛ませバネのような構造にしております。
これらによって耐衝撃の構造としているようです。
 
 
中からでてきたHDDはWesternDigitalのWD20NPVXです。
2TBの15ミリ厚で重厚感があります。
これに先の耐衝撃構造もあって、ポータブルHDD本体は一般的なポータブルHDDの2倍ほどの厚みがあります。このWDのHDDはプラッタが4枚入った構造で複雑ですので、できれば分解したくないHDDです。
 
専用の機材にて診断致しましたところ、ありがたいことに認識させることができましたが、データのチェックの為スキャンを開始してすぐに不良セクタがありました。
ほんの8セクタほどでしたが、これが先頭にあることよって、HDDのファイルシステムやパーティションなど重要なデータにアクセスできなくなります。
この症状は非常に多い症状のひとつですが、専用の機材を使わない限り復旧できない症状になります。
そのままスキャンを進めましたが、その後のデータ領域には特に問題はありませんでしたので、先頭セクタの物理障害で間違いなさそうです。
 
診断結果:プラッタの先頭部分に不良セクタあり
障害レベル:中度物理障害
復旧可否:復旧可能
 

[復旧作業結果]

 
データのスキャン完了後、HDD全体のクローンを別HDDに作成いたしました。
作業は順調に進み、半日後にはクローン作業が完了し、データの取り出しが可能となりました。確認いたしましたところエラー無くデータがとれておりますので、恐らく100%とれたと思われます。
 
復旧結果:99%以上のデータを復旧いたしました。
 
 
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