2014年慶応大学夏休み漢語研修団日記 小高 遼介 | 快捷漢語中国語学校のブログ

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8月24日

 今日は全日自由行動の日であった。僕は午前中、前門駅から30分程度あるいたところにある北京自然博物館に行ってきた。切符を買うだけで10分もかかるほど入場客は多かったが、そのほとんどは中国人で、外国からきたような人はほとんど見かけなかった。厳重なセキュリティチェックを受け、中に入ると、まず目に入ったのは恐竜の化石であった。僕は小さい頃恐竜に興味を持っていて、よく親に恐竜の博物館に連れて行ってもらっていたため、何か懐かしい気持ちになりながらこのフロアを回った。しかし僕がこの博物館に来たのには別の理由がある。それは胎児の展示を見ることだ。人体についてのフロアが地下1階の奥にあり、見つけるのに苦労したが、実際にフロアについてみると予想以上に寂しい場所であった。展示物は少なく期待外れだったと落胆していたが、いざ1つ1つの展示物を見てみると様々な臓器のホルマリン漬けなどかなり心に来るものがあった。午後は1年生数人で関根先生に瑠璃廠は書道や水墨画を主に扱っている街で、多くの作品が売られていた。僕は関羽の切り絵を40元まけて110元で買うことができた。この絵は自分の部屋に飾っておこうと思う。
 今日で留学が始まってから1週間が経った。これまで過ごしてきて、僕が今までイメージしていた中国と実際の中国はかなり違うなと思った。さんざん心配していたPM2.5もほとんど気にならず、マスクなしで生活できている。食にかんしても何度か正露丸のお世話にはなったものの、美味しい中華料理を堪能している。中国が予想していたより過ごしやすい国だと気付いた訳だし、残りの1週間これまで以上に楽しみながらこの国の文化に触れていきたいと思う。