30代新米貿易会社社長のブログ&コラム -3ページ目

にゃごや人考察

にゃごや人と聞いて、人は何を思うだろうか?


ある大手企業に勤務する友人は、今年、にゃごやに転勤になった。
大阪出身で、東京勤務であった彼を送り出すべく、飲む機会があったが、友人いわく、

「にゃごやには行きたくない。」  と言う。 理由を聞くと、

にゃごやはなんか、中途半端。
加えて、「にゃごや人は排他的でよそ者を受け入れたがらない。」  と、にゃごや勤務経験者は彼に囁いたと言う。

私はにゃごや出身の川崎育ちである。 四国出身の父、にゃごや人の母との子である。
にゃごやへ行く友人の話を聞いて思い出したことがある。

父が母の実家に初めて挨拶に行った時のこと、
「なんだぁー、にゃごやの人じゃにゃーだかぁ…、」と母の父親に言われたそうである。
(にゃごやの人ではないのかぁ…、の意で、落胆を示す。 「なんだぁー」、は 「だぁー」 にアクセント)


にゃごやは、なぜに排他的なのか?

私は、にゃごや人が排他的な理由は、その中途半端さが理由であると考える。

にゃごやは、その中途半端な経済圏を確立しているが故に、
若者が大都市に出て行くという事が少なく、また、地方都市から人が出て来るという事が少ない。
出て来る人がいても、岐阜、滋賀、三重がせいぜいで、静岡人は、隣のにゃごやではなく東京へ行くことが多い。
 
だから、にゃごやにはにゃごやしか知らない人が多く、東京や大阪に比べて地方出身者を受け入れる土壌が
確立できていないと考える。もちろん、必ずしもそうではないが、そういった傾向があるということは事実である。


にゃごや人と話をすると、東京や大阪へのライバル心と劣等感が露呈してしまうことがある。
いわゆる、「郷土三英傑」、「トヨタ自動車」、「JR東海」自慢である。


・郷土三英傑編
 
 日本の歴史上の重要人物である、徳川家康、豊臣秀吉、織田信長は尾張(にゃごや圏)の出身である。
 (だから、にゃごやは元々、日本の中心であったのだ!!! とまでは言わないが、かなり言いたげ。)
 にゃごや人の私の母親もよく私に郷土三英傑を説いたが、子供の私には、「それがどうしたの?」 である。
 だいたい、家康は江戸城に居を移し、秀吉は大阪城を築き、信長は安土城を築いたわけだから、
 三英傑は、にゃごや圏にただ生まれただけなので、自慢するほどのことではない。


・トヨタ自動車編
 
 日本一の企業はにゃごやにあるんだぜ!
 それは、日本人にサムソン社を自慢する韓国人にどこか似ている。
 にゃごや人は、車はトヨタと決っていて、私がマツダ車で帰省したときに、
 「どうしてトヨタ買わんの?」、と詰め寄られた経験がある。
 
 確かに、にゃごやの地は、トヨタのお膝元といった感じで、子会社、孫会社の影響力が強い。
 しかしながら、リコール率100%越えである事実を知っているのであろうか?
 また、その事実が膨大なトヨタ社の広告料のため、報道されていないことを。
 http://news.livedoor.com/article/detail/2299119/
 

・JR東海編

 日本の大動脈である新幹線、世界に誇れる新幹線は、JR東海なんだぜ!
 あなたは、「のぞみ」が当初、にゃごやに停車していなかったのを、にゃごやの政財界が
 JR東海に執拗な抗議をしてにゃごやに停車するようになった経緯があるのをお忘れだろうか?
 そのせいで、「のぞみ」、「ひかり」の区別がよく分からなくなってしまった。
 現在の都道府県別人口は、1位:東京、2位:神奈川、3位:大阪であるからして、
 ベスト3にも入れない、中途半端なにゃごや駅は、停車しなくても仕方がないのである。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8D%E5%8F%A4%E5%B1%8B%E9%A3%9B%E3%81%B0%E3%81%97#.E3.80.8C.E3.81.AE.E3.81.9E.E3.81.BF.E3.80.8D301.E5.8F.B7.E3.82.92.E5.B7.A1.E3.82.8B.E9.A8.92.E5.8B.95


・番外編(中部国際空港-セントレア)

 
あなたは、セントレアに行った事があるだろうか?
 セントレアは、日本国内だけでなく、世界中のどこの空港と比べても、ひとつ異常な事がある。
 飛行機に乗るわけでもなく、送り迎えをするわけでもないのに、人がなぜかたくさんいると言う事である。
 言わずもがな、ショッピングモールやレストラン、結婚式場、屋上の展望台ににゃごや人がわんさかいる。
 空港には展望風呂まであり、ちょっとしたテーマパークとなっている。
 
 首都圏や関西の住人ならわかるだろうが、東京や大阪の人気施設を縮小して詰め込んだ感、丸出しである。
 開港して、1年後ぐらいに行っても、にゃごや人わんさか状態。 空港としては成功したのだろうが、
 あの程度の施設で人が集まると言うことは、にゃごやには魅力的な施設や繁華街が少ないと言う事を
 その都市の顔である空港で露呈してしまっている。


私は自分の出身地、「にゃごや」が嫌いなわけではないことを最後に記しておく。

たいわん、たいわん、行きたいわ~ん。

「たいわん、たいわん、行きたいわ~ん。JAAで行きたいわん♪」

と言う、EGのCMが盛んに流れているようだが、私はSQ(シンガポール航空)が好きだった。
機内で入国カードを書く為に、ペンを借りたことがあるが、あのエキゾチックな制服の胸元からボールペンを差し出されたときに、ドキッっとした記憶がある。


台湾の代表的な観光地のひとつに 「中正記念堂」 があるが、名前が変わっている。
現在、台湾国内では「中正」=蒋介石の名を使用しないようにしよう! との政治的な動きがある。

中正国際空港 → 桃園国際空港
中正記念堂 → 台湾民主記念館

上記は既に名前は変わっているが、私はまた名前が元に戻るかも知れないと思っている。


では、なぜに蒋介石を使用したくないのか? なぜ、元に戻る可能性が有るのか?
これには台湾の歴史的、政治的問題がおおいに含まれている。


蒋介石は、中国国民党党首として南京に中華民国政府を樹立したが、国共内戦で態勢不利となり、
中国大陸から台湾へ逃げてきて台北に遷都したわけである。

その後、外省人である蒋介石は本省人を弾圧し続け、2万人の内省人が殺されたと言われる228事件が勃発。
(外省人 = 第二次世界大戦後に中国から台湾に移住した人)
(内省人 = 大戦以前から台湾に住んでいた人)

そこで今になって、台湾国民は、内省人を弾圧し続けた蒋介石を称える必要があるのか? 
彼を意味する、「中正」の名を消していこう! と言うのが現与党の民進党の考えである。

台湾には、民進党(独立寄り)と国民党(中国寄り)があるが、現在の与党は民進党であるため、
与野党が争いながらも、中正の名が消されているのである。

しかしながら、2008年3月には台湾総統選挙が行われると言われている。
はっきり言って、民進党の謝長廷と国民党の馬英九では、馬英九が勝つ可能性が高い。
国民党が与党となれば、消された「中正」の名を戻そう! という結果になってもおかしくはない。


もっとも、JAAで行きたいわ~んの日本人観光客にとっては、
空港や観光地の名前がコロコロと変わっては、混乱するだけである。