これからの飼い主さんも学習理論を知っていなければならないと思います。
パピーパーティで教えていったり、しつけの本にも書いていくべきだと私は思います。
「犬」=
①ディズニー映画によく利口で善悪をわきまえ悪に対して立ち向かい難問を解決し飼い主のモノを大切にするイメージや名犬といわれる忠誠心を犬は持っていて、飼い主の都合に合わせて動く
②「ジーン・ドナルドソンのザ・カルチャークラッシュ」にも書いてあるように犬とは「刺激に対して反応するだけの得体のしれないブラックボックス」のような存在
① と②のどっちを犬に求める?
飼うなら①が良いに決まってますね~
でも本質的には②が犬なんです~
犬本来の性質が正しく理解されていないために殺処分がある。
「ジーン・ドナルドソンのザ・カルチャークラッシュ」から例をあげます
① 的流解釈→犬は家具を噛んだら叱られるという経験からそれが悪い行為であることがわかっている。しかし、留守番をさせられるのが嫌で飼い主が出かけると腹いせの気持ちもあってついつい家具を
噛んでしまう。
つまり悪いと知っていながら、わざと家具を噛むという行為をとる。犬は自分が悪いことをしたとわかっているので、飼い主が帰宅時には申し訳ない気持ちで一杯になっている
② 的流解釈→犬は飼い主が側にいるときに家具を噛むと身に危険が及ぶが、飼い主がいなくなれば安全と考えている。独りで家に残されると少々不安になるが、家具を噛むと気持ちが落ち着く。また、暇つぶし
になる。
ただこのような場面では叱られることが多いので飼い主が
戻ってきた時には、罰を避けるために飼い主の機嫌をとる行動にでる。飼い主が戻ってきたということ、または飼い主の表情
(もしくは両方)から、犬は自分はこれから叱られるということがわかる。ただなぜ叱られるか理解していない。
私たちがむやみに理想化するのは犬を深く愛しているから。
私たちが犬は賢く正しい存在であってほしいと願うから。
犬と人は強い絆で結ばれている。だから犬に対する愛情を
説明するために、私たちと同じ感覚を持っていてほしいと~
犬への愛情を正当化するために、わざわざ犬本来の姿をねじ曲げる
必要はないんだと。
犬はそのままでも大切な素晴らしい存在だと。
犬を幸せにする一番の近道は①的な幻想を捨て、
代わりに「犬の行動」「動物の学習理論」を取り入れる事
だと思います。