箕面市立文化芸術劇場、
おつかれさまでした
今日は関西ということなので
大切な知人のひとりをコンサートにお招きしました
なんだか勝手に“お見合いする息子”を見守る保護者みたいな気持ちが先立ち『気に入ってくれるかな、いつも通りうまく(すみません、いつも通り素晴らしく!なんですが、なんせここは保護者目線なので)やってくれるかな』なんてひとりで参加するよりずっと緊張して、なんなら前半の途中で身体がカッカとホテってきたりしました
それにはこんな二つの理由も‥
ひとつは、(素人の感覚なので実際のところどうだったのかわかりませんが)この会場の演奏の音が尖って聴こえ、音量も大きく五郎さんの歌にかぶさるような場面が何度かあり、今日、ここ大丈夫⁇ としょっぱなに緊張と不安で力がこもりはじめました
もうひとつは、以前からあるアーティスト(昨今のテレビで“◯◯が選ぶ何チャラベスト10”などでほぼ必ず1位にあがる)の歌が素晴らしいとおっしゃっていた方だったこともあり、保護者としてはウチの子を聴いてやって、な思いが強くあり‥
アンタナニモノ
やがて‥
本日は、一階中央よりやや後ろの上手寄りの席でしたが、尖った大きな音の響きはその後も続いていましたが、五郎さんの歌唱がどんどん上回っていくに連れ、わたしも妙な緊張感から解き放たれ、気づけば歌声に没入していました
お隣の彼女も熱心に拍手してらっしゃる
本文とは関係ありません
そして、ステージが終了し、「ここまでがフルコースなので」😅と、一緒にSee you again会の列に並んでいる時です
静かに
「あのね、わたし、◯◯◯◯さんの歌唱が一番だと思っていたんだけど‥
野口さんが一番だと思う」
彼女はこの何年かの内にファンということではなく音楽に興味があってそのアーティストのコンサートへ複数回行っていたそうで、彼も同じ歌を歌っていたけれど、五郎さんの方がすごかった、と。
(おそらくアンコール前の最後の曲です)
歌自慢の歌手がよく歌う歌だけど、みんなピークのところで声が潰れる、でも五郎さんは潰れずクリアに・・・などなど
(でしょでしょでしょでしょ‼︎)
京都までの帰りの電車の中でも「野口五郎さんの歌が素晴らしいことを知ることができてよかった」
再度「◯◯さんよりすごい」と断言された時には
「やった💓」って指パッチンしてしまいました🫰
オセロのコマをひとつひっくり返せた気分です
ファンを作りたいわけじゃない
彼女にとって今日が一生に一度の野口五郎でもいい
彼の実力に感動して生きていける今後の人生
素敵じゃないですか!
野口五郎さん、
今日も素晴らしい歌声を
本当に
ありがとうございました