26日
GWに続き
またこのトンガリの見える都市に来ました
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朝、新幹線に乗り込み
ランチ用に買っていたSIZUYAのパンに
手をつけることなくこの都市へ到着
在来線へ乗り継ぎ、今回の第一の現場に
早めに着いたが
場所を離れて遅れては元も子もないので
現場の建物脇で30分ほど
今回一緒に仕事をするチームの若手を待つ
予定の時間となり、現場である施設へ
(なんだ?この全く歓迎感の無さ)
それは日にちが経ち仕事を進めるうちに
理由はわかった
ここで書くことではない
そんな環境であったことが
このブログに意味がある
この日は翌日からの仕事の
前半4日間のための準備だった
昼抜きは自業自得ながら
翌日からの本番を前にすでにヘトヘト
JRとメトロ乗り継ぎのホテルに移る前に
駅ビルの2階に
空席のありそうな珈琲店を見つけた
躊躇なく重たい荷物を抱え階段を上がる
しっかりと硬いプリンとコーヒーに
ようやくほっとした気分と
これから始まる過酷がわかっている
7日間への 微かな準備が整った
気がした
27日
遅れるのはもちろん早く着いてもいけない
オンタイムで出勤せねばならず
近くのごく小さな広場で
作業開始数分前までの時間を過ごす
始まった第一の現場の4日間の初日
それは
五郎さんにお逢いする予定のない東京です
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夜
そこは
束の間疲れを癒す場所
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28日
この朝は
雨の中
この場所でオンタイムへの時間調整
この融通の効かなさが
数あるプレッシャーに拍車をかける
29日
30日
土曜日も日曜日も
仕事の関わり
仕事への心情
信条
こんなにも相容れない
苦しさを押し隠して
それは
五郎さんが東京に居ない土曜日と日曜日
(糸魚川市)
それも見れない
(ちゃんとあとで +で見ましたよ)
1日
月が変わって別の現場へ
その帰りの夕景
時間的な拘束はやはり厳しいけれど
ここでは淡々と仕事を行える現場
ホテル生活もあと二日
『もう限界』
身体のどこかは呟いているけれど
言葉にしないと決めて
わたしなりの全う に終えた
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3日
夜遅く帰った自宅
柱時計が奇跡的に
いつの日かの 零時で止まっていた
ホントだよ。
こんなの何十年と共にしてきたのに はじめて
(思わずスマホを向けた手が写ってしまった)
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スプリングもシーツも快適なベッドで
ひとりでお風呂もトイレも使えて
買ってきたものを食べたり飲んだり
そんなホテルなのに
好んでの旅行でないから
なおのことか
その空間から早く逃れたかった
こんなにも帰りたかった
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母はどんなに
帰りたかっただろうか
ごめん
留守番をしてくれていたお仏壇に手を合わす
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彼の地は知事選真っ只中
朝に夕に
カオスな政見放送が流れていました
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五郎さんと逢うことのない東京から
帰ってまいりました
(逢えるのは八月のおわり)