今年は熟考の末、春のCotton Club のライブへの参加を見送った。

きっと秋には青山のブルーノート、もしかしたらビルボードライブ大阪、そのふたつに望みを託して。


ところが、初めての形態のライブ、ショーが様々に組み込まれ、ブルーノートのアナウンスなく、ましてや大阪は‥と、すっかり諦めていた頃に、ビルボードライブ大阪の告知。

焦りましたアセアセラブラブ


チケット購入から始まるライブ

五郎さんのおっしゃる通りです。

昨年はブルーノートのプログラムに変化を入れたものでしたので、今年は春のコットンのアレンジプログラムでしょうか〜予約した後には、コットンのDMVを、車ではスマイルのCDを優先して聴きはじめました。



ビルボードライブ大阪

GORO NOGUCHI PASSION LIVE II

Billboard Live OSAKA

2023.11.25 , 11.26



1125日土曜日

所用を済ませて帰宅し、カバンの持ち物を入れ替えて、複数の電車を乗り継ぎ大阪駅へ着いた頃には、まあまあ急ぎたい時間です。


やっぱり迷う大阪駅。桜橋口から地上に出てしまった。スマホを手にクルクル体の向きを変えてたら、もうさっぱり。

近くでお掃除中の清掃員のおじさんに、ビルボードライブご存知ですか?と尋ねると、説明に苦慮され‥手にしていた箒を脇に寝かせ、置いてあった清掃用の薬品🧴を手に取り、分かりやすい地下まで一緒に降りてくれたアセアセ

(親切すぎる)


遅め到着が幸いし、受付もドリンクバーも並ぶことなく、この回のカジュアル席、ステージの真左へ。

五郎さんの分け目のない側の横顔を見つめる席。



1st

初っ端からの歌い上げに意表を突かれたオープニング曲。会報やファンブログでも目にしてたはずだけど、頭に留まっていなかったコットンと同じ幕開け。

次にギターを存分に聴かせたあと、もう一曲ロングトーンの歌い上げ曲。


いきなり大丈夫?って思っていたら歌い終わって正直にポツリ、「つかれた」と。

そして、ステージで「歌わない」と言っちゃったあの彼の気持ち、実は分かるんですというファンには意外なコメントを。


なので今度からチケットに「途中からトークショーに変わるかもしれません」とひとこと印刷しておきたい、そうすれば心強く歌える〜という冗談のような本音❔のお話。

笑いながらも(さみしいけど、ほんとだね‥)と思いました真顔


大ホールコンサートとの違い、シングルとアルバムの指向、筒美先生とのお話‥聞いているのが大方お馴染みファン?なのが申し訳なくなって身体が小さくなる。

もちろん、初めての方もいらっしゃるだろうから私たちも気持ち新たに聞く。


ここから今回のプログラムのメインとなるアルバム「スマイル」から


合間のMCは野口教授、だんだん加熱して長くなる。

思わず「歌を歌って」と言ったら返金するから帰って、と言われるのかな?などと邪心が動き出したので喉にクッと力を込めました。


この落ちこぼれ受講生はDMVの隅っこにも映ってはいけないポワっとした顔だったことでしょう


そして再びスマイルからの数曲と、なんともメロディが艶っぽい筒美作品「フライトボード」、切なく美しいカヴァー曲「君に届かない歌」(この2曲が収められたアルバム「過ぎ去れば夢は優しい」のCDがタワーレコードで完売のままなのが残念で)


新曲がないままに終了‥


アンコールに促され再び登場の五郎さん、たくさんの素晴らしい持ち歌をこれからも大切に歌っていくと宣言、バンドメンバーを招き入れての新曲「最後の楽園」✨


フルコーラスのあと、疾走感あふれるイントロ再びの中、メンバー紹介。

そして驚きのエンディングへ。


いろんな受け取りかたがあるかもしれないけれど、昨年BBL大阪のラストステージの止まらなかったアンコールを思うと、なんてよく考えられたエンディングの演出!と、私は心の中までも拍手喝采でした。



2ndの前に‥

会場は演奏中には感じないのだけど、MCになると、足元スゥーっと冷えてきて〜決してお話が寒いのではなく空調です〜そんなこともあって「歌を歌って」って感情が増幅。


一部が終わり、一旦会場をあとにし、外のカフェで温かい飲み物を。


あたたまり、いざ二部へ


2nd

この回もカジュアル席。

ステージの真右へ、五郎さんの分け目のある側の横顔を見つめる席。



一部と同じく「歌がある限り」のオープニング。

そして一部とは違うライブ感が広がっていく演奏に「あいつの女房がおいらの恋人」


ライブ盤カセットテープで何度も何度も聞いたはずだけど、こんなに格好良い曲だった⁉️

いや、あの時の演奏も凄かったはず。

だけど、時を経て聴くこともなくなり

その音は儚く流れ去っていた‥


この数年、五郎さんの生ライブで、再認識以上に新たな衝撃を過去の曲から受け続けています。


すごいよ。


グルーブ感というやつですか、「時代遅れ‥になんで野口五郎」とかホザいた(ア、失礼にやり)人たちのアゴをガツンと一発食らわすほどの破壊力です 恋の矢


「シスコドリーム」のあと、汗ふきふきMCはさみ、アルバム「スマイル」の作品たち


自宅のキッチン(cottonDMV)で、車の中(CD)で、一人きりでも控えめに揺れながら聴いていた曲たち。


 目の前で野口五郎が歌ってる!

 ギターめちゃめちゃ弾いてる‼︎


同じ身体の揺らぎの前で本人が✨って思うと

たまらなく幸せになるのでした。


幸せの中ほどには2ndの講義。1stとは内容が変わる(何をとってもすごい人です)。

私は本日2限目の講義の方が楽しかったかな。地球の自転の話からの落ち〜先生の話を聞くと乗り物酔いなんてしない暗示にかかります。


フライト・ボード

君に届かない歌

そして疾走しまくる新曲のアンコール

〜ミラクルエンディングへ


外は寒いけどホカホカにあったまった気持ちを抱えて帰路につきました。





to be continued...