ここはほぼ野口五郎さんブログです
訪れてくださる方もほぼ五郎さんファン💕
だけど・・・
今日は✒︎五郎さんではなく、
今陽子さん、✒︎ピンキー です!
初めて陽子さんのブログをリブログさせていただきます🙏
想いあふれて長くなる予感ですが、よろしければ‥どうぞ寄り道して行ってください。
今陽子さんは今年、ピンキーとキラーズとしてのデビュー55周年を迎えられ、この3月22日に発売される「ピンキーとキラーズ大全」を記念したライブツアーを開始されました。
その第2日目、3月12日、京都、祇園JTNでのライブに参加しました。
少しセトリにも触れますので、もしも、今陽子さんのブログからお立ち寄りいただき、これからツアーに参加される方がいらっしゃれば、そこのところご注意くださいませ。
(たびたび五郎さんの名前が出てくることにもご注意くださいませ)
早速ではありますが‥ 五郎さんの声帯の凄さ、パフォーマンスの進化にも、コンサート、ライブのたびに感動しますが、陽子さんの声にびっくり‼️
今も歌声は素敵で歌唱力の素晴らしさは分かってはいましたが‥それでもなお、
驚きの歌声
あの頃と全く変わらない、さらに熟練の技と艶、輝きも帯び、スタートから圧倒されました。
先に出てこられたバンドメンバーは見るからにお若くて、しっとりの熟練メンバーを無意識に想像していた頭は、小さなパニックに‥
しかし、このメンバーがまた素晴らしいことがプログラムが進むにつれ確信となっていきます。
ジャズアレンジや洋楽のスタンダードなども随所に散りばめられ、それこそが今の陽子さんの真骨頂とも十分に受け止められましたが、やはり今回のテーマ、ピンキーとキラーズ〜
個人的には50数年を経て、初めてライブを体験できた感慨はひとしおです。
ライブハウスのお客さまはどんなだろう‥京都で空席があったら悲しいから直前まで告知ツイートしようか、などと巡らせてた思いは要らぬお世話でした。
陽子さんに長年寄り添ってこられたご様子のファンの方々や、また、ほとんどがご友人、ご夫妻など二人連れ以上だったり、落ち着いた華やかさの満席です。(告知後すぐに予約して正解でした)
五郎さんの会場とも似て非なる、少しばかり慣れない場所に紛れ込んだ不審者のような私でしたが、目の前に現れるであろうピンキーにただただ思いを馳せていたので気持ちには何の揺るぎもございませんでした
ジャズ風?ボサノバ風?アレンジで始まった
いきなりの「恋の季節」❣️
そしてご挨拶。あーピンキーだー♡
全体を通じてのMC〜声帯の話から、経歴の話、懐かしい大切な歌の話、年齢いじり、お客様いじり‥お仲間の話、愛情こもった全てが、ごめんなさい、ここでも五郎さんと重なって聞いてしまいます。曲間のお話がどちらも流れるように面白くて、とても音楽的
ライブ2曲目、恋の季節のB面の歌で、すでにこらえていた涙がたまらずあふれ、一部はずっと、数メートル先の陽子さんのお顔が涙でブレてしまったままでした。
A面B面、CMメドレー、主演テレビ主題歌、
映画のテーマ‥懐かしすぎるこれらが
いま、目の前で今のピンキーが
あの歌が、今、聴ける
このフレーズ✒︎も五郎さんのライブの度にも
何度発してきたことかわかりません。
でも
また違う感慨で
思いがあふれて止まりませんでした。
私がはじめに買ってもらったレコードは「七色のしあわせ」でした。
「恋の季節」も「涙の季節」も欲しくて、次にその2曲を含む、シングルとは違う構成の4曲入りのデラックスシングル?ミニアルバム?を買ってもらったので、先のシングルB面の曲はたぶん今回初めて聴いたと思うのですが、そのメロディが、歌声が、なぜか懐かしく胸に沁み入りました。
五郎さんと出会う3年前、1968年
すでにピンキーに夢中でした。
私のピンキー好きは家族が一緒に応援してくれていました。
早朝から庭木の世話をして新聞を読む祖父は、新聞紙のテレビ欄や広告にあるピンキーの写真を一緒に切り抜いてくれていました。
お料理好きでいつも台所にいた母は、テレビにピンキーが出てくると‥
「◯◯◯〜、ピンキーやで〜!」
何度この声にテレビの前へ駆けつけたことか。
父はレコードを買ってくれ、ミュージカル映画「恋の大冒険」にも連れて行ってくれました。
いつも平和を願っていた父母は、作曲家いずみたく さんの作品ファンでもありました。
父が大好きだった「星空のロマンス」
この日は空から父も降りてきて
一緒に聴いているようでした。
(父は、オリジナルアレンジの
♪ほしぞらーに、恋しよー のあとの
タンタタンタタンタタン♪ が好きで
ホラ、これ!っていつもそこで注意を促すのです)
※追記・訂正
タンタタンタタンタタン♪は間奏に現れるアレンジです
陽子さんも話しておられましたが『恋の大冒険』はものすごく良くできた日本のミュージカル映画です。
カバーガールという可愛くて華やかな職業に映画の中のピンキーと一緒に憧れたし、全編コミカルで楽しくて少し哀しくて、何よりピンキーがめちゃくちゃ可愛くて。
その主題曲も、いま、目の前で‥
もう涙ダダ漏れです
「風の季節」は、また次に買ってもらった4曲入りミニアルバム
「星空のロマンス」に収録されていました。
めちゃくちゃ好きでした。
引っ込み思案な私は、変なボブカットの髪を耳にかけて、誰も見ていない鏡の前で歌ったものです。
今思うと、親はそんな私をそっと覗いていたかもしれませんね。
そのころ、所属事務所やレコード会社の仕組みなど知る由もなく、ただ単にキングレコードに入ればピンキーに会える、と思い込んでいて、鏡の前ではそんな自分を夢見ていたようです。
こちらも大好きな「土曜日はいちばん」。
実は、黛ジュンさんの「土曜の夜何かが起きる」も買ってもらっていて、大人も土曜日が好きなんだなって、何だかちょっと嬉しかったことを覚えています。
ピンキングカーのあの歌も
数々のいずみたく さん作曲のCMソングも
オープニングよりはオリジナルに近い、でも新しいアレンジの「恋の季節」の最後まで、どの歌にもマスクの中では涙の筋も関係なく、声を出さずとも一緒に歌う、という幸せな、しあわせな!時間でした。
バンドメンバーは,太田卓真さん Pf
薮本裕人さん Bs,山近拓男さんDr
年齢を超えて互いに尊敬し合う演奏のバトル
素晴らしかったです
今陽子さん、
ピンキー❣️
ありがとうございました!
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鏡の前で夢見ていた頃、出したファンレターに返ってきた封書。返事が来たー!あの日の気持ちは忘れません(中身はリサイタルチラシでした)
ブロマイドは京都のブロマイド屋さんで