あらら、気づけばもう、
次の北海道50th記念コンサートが目の前
あのコットンはみんなの胸の奥深くに大事に仕舞われたころとなってしまいました。
わたしも色々ありまして‥
あの日の光景は頭上斜め横くらいに浮かばせて逃げないようにチラチラ見ながら地上を這いつくばっておりました。
・・・
五郎さんのノンストップ宣言を受けて
映画のような‥と折々形容しながらも
そこは銀幕の映像じゃなくて、
目の前で今繰り広げられるという緊張感と期待で胸がいっぱいです。
6月13日 日曜日 一部
席は舞台向かって左、五郎さんからは右手、
ミキサーさんの真後ろです。
楽器各パートが紡ぎだす雨のおと
雨のガラス窓
始まりました。
全ての曲は前奏から
その世界観にぐっと引き込まれ
そこに歌声が重なり
物語の表情が鮮やかに浮かび迫ってきます。
息を呑んで見つめる十曲
聴き入る十曲
五郎さんの姿は時々遮られるその席から
ずっと横顔を見ていました。
こんなに歌う横顔を見ることはありません。
時に、その横顔に
アルバムジャケットのようなロングヘアが重なって見えました。
あの時の野口五郎が見える瞬間、五郎さんは
京平先生と会っていたのかもしれません。
あの時の野口五郎