また、
人生の大切な星をひとつ
失いました
前職でずっと寄り添った
大切な師です
夢を持つ人は
年齢を重ねても
ずっとピュアでがんこで
少しわがままです
夢を持つピュアなひとは
徹底的に前向きで楽しくて
自分のことばかり喋るんだけど
いつも心に潤いを与えてくれて
前を向かせてくれる
目の前の人が
そんな変化をもたらされてることも
気付かず、ただ視線は未来に向いて
明るく喋るひと
わたしにはふたつの自慢がある
ほかの人が解読できない
その方の書く字が読める
読めないと仕事にならなかった
穏やかで明るくて楽しいその方に
一度だけ怒られたことがある
苛立ちを見せられたことが密かな自慢
自分の理想を追い実現する人は
夢を持ち続けピュアでがんこで
徹底的に前向きでわがままなひと
でなければならない
そう思わされる人のひとり
わたしはそうはなれないから
だまって仕えて
時々お節介をして
ほんの隅っこの手助け役が
向いているらしく
気づけばその師の前も後も
そんな仕事を続けている
今日は今の仕事中に
その訃報を受け
はじめて部屋を飛び出して泣いた
ありがたいことに戻る部屋には
さばき切れないほどの仕事が待ち構えているので、今はちょっとイジワルな上司にプンプンしながら自分を取り戻した
家に帰って
改めてナミダだったけど
書いていたら落ち着いてきました
わかった
わたしの人生から失ったと思ったけれど
空にまた星がひとつ増えたんだ
いつか、月光仮面を名乗り慈善事業に出没する怪しいひとが話題になっていた
ある日、「あれ、ぼく」と彼が言った
え?!
一流❔のジョークだったのに
それがホントでもちっともおかしくないひとでした