今年の桜はあまり華やかではない。
世間のせいではなく確かに花の一つひとつが少し小さくて、さらに木の中ほどからしたは満開近いのに、うえのほうの枝は蕾なのかもう終わったのか何故か花が無くて‥
よく目を凝らしてみるとやはり散った後のよう‥足元をみると花びらではなく花がそのまま落ちていて。
小鳥についばまれたのか。
そう言えば今までになく鳥の糞の白いしぶきがとても多い。木の枝や電線のしただけでなく空（くう）のしたの道にも。
（京都のそれもうちの近所の話です）
年によって庭の雑草の勢力図も全く違うように、見たことのない足の細長い緑色の蜘蛛が蜘蛛の巣を張り巡らす年もあるように、その年その年、穏やかなほうの自然界の変化や特徴につい目が止まってしまうのは‥
ずっと家の小さな庭や表の草木の世話をしていた祖父の後を継いで、祖父のように丁寧ではないものの、木の実や花を心から楽しんで世話をしてきた母が徐々にそれが出来なくなっていってからだ。
庭の掃除がこんなにたいへんだったなんて。
美しい情景を保つことがこんなに難しかったなんて。
近所では有名な気難し花咲か爺さんの祖父と実のなる木が好きだと果物を食べてはタネを庭に植えてしまう母
それぞれ本人の趣味とは言え、長年身体を駆使して美しさや楽しさを守ってきてくれてたんやなぁ、と思いながら年に数度、雑草や伸びた枝と格闘しているのが今のわたしです。
五郎さんの桜の写真から
しみじみした日曜日でした。
今週のお楽しみ💕
五郎さんの大阪プロモーション続きます。
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