さて、ともかく会館に入ったら何はともあれテイクアウトライブ(TOL)の列へ。
ここかな?これかな?
…同じような視線を漂わせる人々の列に並びに行く。そう、並びに行きます。どこまで行ったら、『並んだ』になるのかしら、と。

ようやく列の果てに並びました。
うしろにもまだ続々並びに来る人が続きます。
開演時間が迫りつつあります。
この長い列にも粛々と並ぶかつてと変わらない大人しい五郎さんファン(大方の皆さんがそうです)に、会場のある程度年齢のいった男性スタッフが、ひとりテンパって「会場に入る人の通路を開けてこちら側に並ぶ図面になってください‼︎」と叫ぶ。図面って‥。それ、事前のシミュレーション設計段階で使う台詞でしょ。ゴロさん人気への心得が甘かったということを露呈してます。しかし、言われなくても皆さん、ちゃんと入場者に通路を譲りながら並んでいます。
どうして私がこの会場スタッフをやや批判めいて書いているかというと、この後の彼の言葉のせいです。

随分後ろの方に並んでいる女性が「開演に間に合いますか」と、問われました。
すると男性は「さあ~?物販のスタッフのさばき方次第だな、プロがササーっと容量よくやってればいいけど‥ジャニーズみたいにね」というようなことを言いました。
本音なのかジョークなのか、冷めた苦笑を浮かべるしかない私たちでした。
そんなことは一瞬ののちに受け流し、列の皆さんは自分の買う枚数に応じたお金を手に持ち、スムーズに進む配慮もした上でしずしずと順番を待つのでした(*´ー`*)


さて、楽しみが込められたTOLカードを手にホクホクした気持ちでいよいよ会場入り♡💕♡
それぞれの席へいそいそと散っていきます。
☺️✨💺✨


大阪に続き幸運な一階席。
8列目のほぼ中央でした。

五郎さんのギター演奏のBGMが流れる開演前の会場。
お知り合いの席を確認されるのに客席を望む人たち、挨拶し合うゴロ友さん同士。

この時間、ひとり参加の私は少し腰が浮つく感じ。お隣の人もひとりかな。どうかな。とか。

…少し話が逸れますが、神奈川までの一年あまり、大阪以外ひとりで参加してきましたが、おそらくどの会場でもたぶん両隣の方は私が秀樹さんファンだと思われたのじゃと思っています。

スクリーンが降りて秀樹さんの顔が大写しにされ、五郎さんに続き秀樹さんの声が流れると‥肩の震えが抑えられないくらいヒクヒクッと嗚咽しながら涙が止まらなくなるのです。
もちろん、周りにもあちらこちら、クスンクスンと鼻をすする声が聞こえてきます。秀樹さんファンもおられるだろうし、我慢できない五郎さんファンもおられるはずです。

そろそろしっかり受け止めなくちゃ😕
ふたりの変わらない愛情と素晴らしい歌を。
と、唇引き締めて見つめるのですが…

・・・
始まりました!
オープニング、ビバルディ四季からの
愛の讃歌。

よかった、今日も変わらぬ素晴らしい舞台。
演奏、照明、歌声‥

さあ、全身に受け止めます。

‥♡♡♡につづく。