続投ですm(._.)m


パリは昨年12月5日からという大規模なストライキが続いており、地下鉄もほんの一部を除いて止まってしまっています。


今回の滞在中、目的の殆どを歩きのみで移動となりました。


かつては数年すればたまらず行きたくなり突然出かけたりしていました。

その頃からパリは大阪に似ていると思っていました。雑多で自由で少し怖くて。


ただし、ゴミや空気で汚れていても、圧倒的な街の構成それは美しいのです。


日本で質素に日常を過ごすと、数年に一度の安旅行は可能なんです。

そして、雑多な中でそこに日常を感じながら過ごすことが日本での日常を浄化してくれるのです。


それでも、例に漏れず周りの向き合うべきことが優先される世代となり、十年余りその地へ行くことから遠のいていました。


やっと訪れたパリはストだし、デモしてるし、車はひしめき合ってクラクションを鳴らし合うし、緊急車も行き交いっぱなしだし、ゴミだらけだし挙げたらキリなくざわつく街でした。


それでも歩き歩き、ありのままの今のパリを満喫しました。


そして最終日を明日に控えて「北駅」へ。

午前中、行きたかった思い出の場所へ行ったあと、そこから北駅へは、止まった地下鉄を諦めGmap先生によると徒歩3㎞ 40分。

豆で痛んだ足も気になるけれど、あんなロマンティックな歌ですが〜いや、考えようによってはやけっぱちが溢れているもしれない〜若干治安も良くなくなる方面。デモの集会らしきものも横目に、大袈裟ですが今のパリを思うとちょっとした命がけ(^_^;)の北駅との対面へ。


何かあったらゴロちゃんのせいだよ!

なんてココロに呟くと妙に勇気も出て地元モンです風な顔してひたすら歩きました。

そう、ともかく人種の坩堝の街。

北駅に向かうにつれ尚のこと、どこの国かなという様相を増してくる。


そして『五郎さん、皆さん!あれが巴里の北駅だ』とばかりに目の先に現れたのは、歌の可憐さとはイメージが違う立派な駅舎。

パリのハブ駅のひとつです。


行った後は滞在区域まで再び3㎞あまり歩かねばならないので、遠巻きに写真に納めたら駅そばまで行かずと思いながらも引き寄せられ近くまで行くと、目の前の地下鉄の入り口の封鎖が解けて人が出てくる!

急いで路線図を確認すると唯一運行している滞在先にも近い路線と乗り合わせ駅があり

神様はいた‼︎


ただひたすら、皆さんに北駅を紹介したい一心で帰りを顧みずズンズン歩いた足と緊張が一気にほころびました。

(この路線はたまたまこの日の午後だけ運行していたらしく、本当にラッキー。)


これがもっとちゃんとフランス語も話せたなら、その辺のこともしっかり調べがついてただろうに


アナザースカイなんて言えるほどホントは精通してないんです。


ただ人生救われた地だったというだけ。

いつかまた書ける日が来たら



(今日はダウンロードしている五郎さんの歌声をイヤフォンでしっとり聴きながらパリの部屋の中で北駅その1・その2を書きました。)



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