ぼちぼちですが、MUST事が進み、
イマイチな天気の昨日出掛けてきました。
いつもの通院と楽しみにしていた展示会。
この展示会とは、科博で公開中の『ミイラ展』
現在上野では『ゴッホ展』や『ハプスブルグ展』などが開催されている中、
『ミイラ展』に行ってきました!
あっこれね、言っておきますが、
『ミイラ』っていう画家じゃないですよ(笑)
あの包帯ぐるぐる巻きのミイラですよー
エジプトとか好きな人はテレビでも見たかもしれないけれど、
もともと人は肉体が死んでも魂は生きていて、
昼間は宙を飛び回り、夜は肉体に戻る、
という考えから、
肉体を保存することを目的としてミイラが作られ始めた。
会場には人口ミイラ(腐敗処理が施されたもの)のほか、
自然ミイラ(人の手が施されず、自然にミイラ化したもの)が多数展示されていました。
そして、日本のミイラも。
いわゆる即身仏のほか、
志願してミイラになった本草学者や
江戸時代の兄弟ミイラ(たまたま埋葬された遺体がミイラになっていた)も展示されていて、
遠い昔の、そして外国の話じゃないんだと思った。
しかし今やデジタルの時代。
数千年前の、それこそ紀元前のミイラの解析もできていて。
CTでかなりもことが分かるらしい。
年齢や性別はもちろん、
最後に何を食べたのか?にはじまり、
持病まで。
『このミイラは動脈硬化を起こしていたようだ』とか書いてあって…。
一時話題に上がった『アイスマン』は5300年前にミイラになったとされる。
がっつり紀元前だ。
こちらもCTやゲノム解析により、彼の年齢ばかりでなく、
目の色、髪の色、最後の晩餐、健康状態まで分かり、
顔の復元まで行われていて。
昨日まで生きていた人のように。
すごい世の中になったなぁ、科学の進歩というのか。
そんな会場には『ミイラマスクチェンジャー』なる機械があり、
写真を撮ると、自分専用のミイラマスクができるという。
当然挑戦してみたよ(笑)
2種類あったから、2回並んで撮った!
ミイラ風
↓
ツタンカーメン風
↓
『実物より優しそうでいい』という母の言葉、どうとってよいのやら。。。
まだまだ始まったばかりの『ミイラ展』。
興味のある方は混まないうちに行ってみて!