お正月といったら1月1日の元旦から3日間というのが一般的ですが、
中国をはじめ、アジア諸国では正月といえば旧暦の正月を指します。
旧暦、つまり今はグレゴリオ暦であり、その前の月の満ち欠け決める暦。
旧暦だと1年が365日ではないため、
毎年少しずつずれていき、
今年の旧正月は2/5~始まります。
先日そんな旧正月を祝うお料理をいただいてきました!
月一のランチ会講座。
今回は会の仲間、アジア料理専門の伊能さんの提案で
『マレーアジアンクイジーン 渋谷店』にお邪魔しました。
通常ではまだ提供されていないメニューなのですが、
特別(←この言葉LOVE)にご用意していただき、
彼女のレクチャーのもと、楽し美味しいランチになりました。
日本ではお正月といえば『おせち』ですが、
マレーシア・シンガポールでは『魚生』という料理を食べるそうで、
こんな野菜にお刺身が乗ったものに、
スパイスやソースをかけてまぜて食べるというお祝料理。
が、そのまぜ方が半端ない!
なるべく高くあげて落とすという。
まぜるというか、もうグチャグチャ(これから食べるんですよ)
お皿からこぼれるのは『溢れるほどの富』を意味し、
また、全部食べきると『何も残らない』=『富がなくなる』ことから、
お皿にはいくらか残すという習慣があるのだとか。
そして、魚のすり身の蒸し料理、オタオタ
焼き鳥、サテー
テレビで美味しいと言ってから大人気だという、レンダン
空芯菜の炒め物
ローストチキン
マレーシアの国民料理、ナシレマ
最後にデザート。
日本人の口に合うお味ですが、何にでもチリソースをかけるらしく、
辛いのダメな方は付属のソースはつけない方がいいかも。
激しく混ぜる『魚生』は来月5日から期間限定で始まります。
珍し物好きな方、ぜひ体験してみてください!(予約が必要なようです)
食事はキレイにお行儀よくと仕付けられた日本人には驚きの食べ方ですよ~