熾烈な戦い | ねことアートと彩ある暮らし

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あ~あ、お日様がパワーを増して戻ってきちゃいましたよ。

 

毎年七夕前後はイマイチの天気だけど、今年は一段と荒れましたね。

 

荒れるつながりで今月の『世界のお祭り』はヘビーなレースをご紹介。

 

場所はフランス。

 

この時期のレースといえば…、

 

ツール・ド・フランス。

 

フランス語でフランス一周を意味します。

 

約3週間かけて、アルプスの険しい山岳地帯も含む3500kmほどを自転車で走る

 

(といってもレースですから勝負です!)という過酷なもの。

 

全22チーム(1チーム9人の構成)、198人がパリを目指して一斉にスタートを切る。

 

今年は今月7日、冬にミモザの花が咲くということで有名なフランスの島、

 

ノワールムティエ=アン=リルでレースがスタートしました。

 

レースは1週間に1度休息日があるものの、ほぼ毎日100kmを余裕に超える距離を、

 

街から街へ移動しながら走っていく。

 

もしも、途中でリタイヤすると、そこで終わり。

 

つまり、レースに戻ることはできない。

 

なので、どんな辛くても、体調が悪くても、毎日レースに挑み、

 

制限時間内に完走しなければならない………3週間。

 

そしてスタートから3週間後、完走し続けた選手たちは、

 

パリのシャンゼリゼ通りへ凱旋するのです!

 

なんといっても分かりやすのが、勝敗。

 

毎日(1日=1ステージ)勝者が決まり、

 

1位の選手には黄色いジャージ(マイヨジョーヌ)が渡される。

 

毎日初日からのレースの合計タイムで1位が決まっていくので、

 

ワクワクドキドキ感が違いますね。

 

他にも、25歳以下の選手で総合タイムが少ない選手には白いジャーン(マイヨブラン)を、

 

ヒルクライム(山岳地帯)のスペシャリストには白地に赤の水玉のジャージ(マイヨ・ブラン・ア・ポアルージュ)を、

 

各ステージごとに設置された地点を通過した順位によって測定されたスプリントポイント

 

が最も多い選手には緑のジャージ(マイヨヴェール)が与えられる。

 

こんなルールになっているから一目瞭然。

 

このレースの中で毎年の難関と言われているのが、足元の悪い道である『石畳』と『山』。

 

山にいたっては、アルプス山脈やピレネー山脈といった標高2000mを超える山々だから当然。

 

歩くんだって危ういのに、自転車だからね~

 

過去には日本人選手が出場したこともあったようですが、

 

今年は残念なが日本人の出場はないようですね。

 

そんな暑い熱いレースですが、

 

最終日に一人も欠けることなく全員がシャンゼリゼ通りに戻ってくることを願って。

 

 

 

 

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