ここのところ、お花が続いていますが、
小物作りの続きです。
本当なら、描きたいものを決め、
それにあった構図が考え、
最後にボードなど描く画材を選ぶといいのかもしれません。
しかし、「これ、いいな」→「何描こうか」という順なので、
画材を買ったはいいが、何を描こうか頭を悩ませる。
買うときは思いっきり買うので、
『早く描いてくれよ~』と画材たちにせっつかれ、
頭が痛くなる。
そして今回は手鏡に描こうと思い、
考え考え、絵の候補が2つに絞られました。
①芍薬
②牡丹
この2つ、見た目は似ているけれど、全く違うのです。
①芍薬
・ボタン科の多年草、つまり、草です。
・葉っぱが丸っこくてツヤがある。
・花が散る時、頭ごとボトッと落ちる。
・漢方の材料として親しまれている。
②牡丹
・ボタン科の樹木、つまり、木です。
・葉っぱに切れ目が入っていて、ツヤがない。
・花が散る時、ハラハラと花びらが散る。
・中国の国花として上流階級に人気。
『立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花』
芍薬も牡丹も美しいもののたとえではあるけれど、
どうせなら高貴な感じがいいかな、と。
下絵を描いてみました。
鎌倉彫のようですが、色が入るとどう変身するのか。
高貴さを表現できるか、お楽しみに!