パリには行かないので がんばれーがんばれー | リベラの「毎日、寄り道」

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 心配していた雨は予報通り日曜の夜は降りました。そして迎えた20(月)は良い意味で予報がはずれて良いお天気となりました。日差しは強すぎず、蒸し暑くもなく、割と過ごしやすかったです。ありがたいことです。

 

 

 一日のスケジュールは午前の部が9:00~12:00、午後の部が17:00~20:00となっていて、その日のチケットが1枚あれば、午前も午後も観戦が可能です。ちなみに一日あたり1,800円でした。多くの人が足を運びやすくなるような金額に設定しているのかもしれませんが、私はもう少し高くても良いと思っています。

 

 駅から会場へ向かう道中に神戸市内の小学生達が書いてくれた応援メッセージがたくさん貼り出されていました。そういえばTOKYO2020大会の時も都内の子供たちからの応援メッセージがたくさん届いていました。真っすぐな子供たちの想いが観客である私にも届いて胸が熱くなりました。

 

 

 胸が熱くなったのはこれだけではありませんでした。そういえば駅界隈から沢山の子供たちが列を作って歩いていました。そしてその子供たちも会場入りをしたのです。

 

 

 S席(なんと自由席)である私の向こう正面にキチンと座った子供たち、どうやら中学生も居たようです。日替わりで色々な学校が観戦したそうです。TOKYO大会が無観客や学校観戦中止になってしまったのは、当時なら仕方のない選択だったのかもしれないですが、やっぱりなんか勿体なかったな…と今そう思います。

 

 義足だろうが、車いすだろうが、伴走者が居ようがトラック競技で目の前を走れば黄色い声援。生で観るには遠すぎる走り幅跳びで日本の選手が紹介されるとこれまた黄色い声援。おそらくトラックの角あたりに居た中学生はハンマー投げに夢中らしく、一投するたびに「おおー」とどよめき。

 どの競技も素晴らしいところに、この素直で熱のこもった声援。とても感動的でした。きっとどの選手にも届いていたと思います。

 

 この子供たちの観戦&声援のことは大会が終わった日のニュースでも取り上げられていました。もうろんニュースを見て、涙ぐんでしまったのは言うまでもありません。