ようやく、冷静になってまきりました。それくらい、凄まじいワールドシリーズでした。もう一度だけ、書かせてください。
特に、この土日に、ぶっ通しリアルタイムで見られたことを感謝します。まだ、体調が完治したわけではないので、家にいて静養するしかなく、おかげで思い切り楽しめました。
六戦、七戦は、ディフェンスの重要さも痛感いたしました。キケやベッツ、ロハス、パヘスらのスーパープレーは、何度もチームを救いました。送球がそれても負けというシーンも、何度もありました。同様に、ゲレーロジュニアを始めとした、ブルージェイズのディフェンスも見事でした。
大谷翔平など、レギュラーシーズンは、ほとんどがリハビリ登板で、1勝しかしていないのです。佐々木朗希も、9月までほとんど投げられていなかったのに、ポストシーズンでは、クローザーでした。そんなふたりが、ドジャースを支えました。
ブルペンの起用では、散々叩かれていたロバーツ監督は、ワールドシリーズ最終戦においては、非情に徹しました。ロブレスキー以外は、全員スターターなのです。佐々木朗希すら、使わなかったのです。
ただ、さすがに大谷翔平も山本由伸も、当たり前ですが人間なのです。万全ではありませんでした。大谷は中三日、山本由伸に至っては、昨日先発して100球近く投げているのです。稲尾や権藤じゃないのですから。
それでも、そんなぎりぎりのところで、出来る限りのパフォーマンスを見せる。まさにプロフェッショナルです。
私は、阪神タイガースファンですから、勝てないことの屈辱を良く知っております。だから、ブルージェイズのファンの気持ちは痛いほどわかります。しかも、展開次第では結果は逆になっておりました。
そんな時、幸運の神様は、時に悪戯をいたします。六戦の外野のフェンスボードに挟まった打球など、まさにそうで、あれがエンタイトルツーベースになっていなければ、ドジャースは負けておりました。
ダイジェストを見直しましたが、ドジャースは、途中からの得点は全てソロホームランです。マンシー、ロハス、そしてスミス。ロハスはワールドシリーズの初ヒットが、一点ビハインドの9回ワンアウトから、スミスは、延長11回ツーアウトからの決勝ホームランです。
延長18回まで行った時、前日完投した山本がブルペンに行って投球練習を始めたのを見て、フリーマンはサヨナラホームランを打ち、昨日はこれ以上山本を投げさせるわけにはいかないと、バッテリーを組むスミスが打ちました。そう、まさにマンガのようでした。
昨年、ドジャース対ヤンキースのワールドシリーズは、名門同士の頂上決戦と言われましたが、今年のほうが遥かに上の激闘でした。こんなゲームを見られて、本当に幸せでした。
※NHKは、選手が登場した時に、出身国をクレジットしますが、アメリカ、カナダ以外にも、ベネズエラ、ドミニカ、キューバ、プエルトリコ、韓国、そして日本と、まさにリアルワールドシリーズでした。