仕事でちょっと知り合った方が、定食屋を営んでいるのですが、この間じっくりと話す機会がありました。


せっかくなので、昼食も食べましたが、個人営業の定食屋の現状が、よくわかりました。


その方は、とある飲食店から独立して、定食屋をオープンして二年ほどなのですが、例えば今回、私が食べた生姜焼き定食は、当初700円だったそうです。それが今では980円です。特にお米が、当時の倍です。


そのお店は、すぐ近くに大学があるため、学生のことを思い、ご飯の大盛りも無料でしたが、今年それもやめました。300円近く値上げしても、利益率は落ちており、さらに値上げのせいで、売り上げも落ちているそうです。


生姜焼き定食の味は、正直可もなく不可もなくで、1000円近い値段で、また食べたいかと言えば厳しいものでした。


そこで、失礼を承知で色々と意見を申しました。そう、私の理想の生姜焼き定食のことです。


もし、肉を豚バラの薄切りにして、キャベツの千切りに、熱々の生姜焼きのタレをたっぷりかけ、本来はポテサラがついていてほしいのですが、コスト的に厳しいならなしでも仕方なく、現状の味噌汁をつけていくらになるか聞きました。


豚バラは、今高いので、とても1000円でははまらないが、1300円ならなんとかなると言われました。豚バラは常備していないのですが、事前に来店する日時を伝えてくれれば、用意しておくとのことでした。


今やラーメンも、1000円超えが当たり前になりましたが、そこまで出すなら、私はラーメンよりも定食を選びます。満腹感の違いです。例えば生姜焼き定食が980円で、特上生姜焼き定食が1300円なら、オーダーが入るのではないでしょうか?


ただし、特上に見合うかどうかは、店主の腕次第です。少なくとも、生ぬるい味噌汁を出すようではダメです。


ついに定食屋で、カスタムオーダーであります。


※ちなみに、私が最も嫌うのが、おざなりの味噌汁とお新香です。インスタントの出汁が丸わかりで、乾燥わかめの味噌汁なら、ないほうがましです。もろ、インスタント味噌汁なら尚更です。


お新香も、ほか弁についてくる、桜大根みたいなものならば、別になくても構いません。

NHKのドラマ、「夫婦善哉」が、再放送されると、何人もの方から情報を頂戴いたしました。ありがとうございます。


このドラマは、私には因縁と言えば少々大袈裟なのですが、ようやくまともに見られると思いました。


と、いうのも、リアルタイム、再放送、いずれも途中で気付き、最初から見ていないのです。


ただ、私は、映画を見ております。これが、大傑作でした。


森繁久彌と淡島千景なのですよ。大阪のアホボンを演じた森繁さんは、まさに絶品でしたし、芸者、蝶子に淡島千景も、これ以上ないものでした。


そのふたりを、森山未來と尾野真千子というのは、さすが藤本有紀、さすが安達もじり、今考え得る最高の組み合わせですが、映画を見ている以上、やはり比べてしまいます。


ただ、火野正平、岸部一徳、青木崇高、麻生祐未という、実に私好みの面子が、まわりを固めております。


「昭和元禄落語心中」という傑作の再放送が終わり、日曜の11時からです。今度こそ、初回から見られます。


と、思っておりました。


ところが、これ関西ローカルなのです。私の地方は、「シュリンク」でした。


全国でも放送してくれませんかねえ。

いま、「どんど晴れ」の再放送を見ております。まに二度寝してしまうので、念の為録画にしております。


リアルタイムでも見ているのですが、改めて思うのが、草笛光子の大女将ぶりです。何せ女将が宮本信子で、その女将が頭が上がらないのが、大女将なのですから、生半可な役者ではつとまりません。


そこに草笛光子をキャスティングしたのは、さすがと言うべきで、どこから見ても盛岡の老舗旅館の大女将です。


草笛さんは、もはや大ベテランの日本を代表する女優ですが、その佇まいや、着物の着こなし、しぐさのひとつひとつが、見事という他ありません。


そのなかでも、あの独特の日本髪のかたちが、実にはまっており、あれはなんというのだろうと、何気なくネットで調べたら、ちゃんと出ておりました。それが、本日のタイトル、ひさし髪です。


草笛さんのインタビューを読みましたが、あれ、カツラなのですね。けれど、草笛さん自身、あの髪型が一番しっくりきたと書いておりました。


未見の方は、草笛さんだけでも見てほしいと思います。まさに、はまり役です。