昨日の「19番目のカルテ」のゲストは、石橋蓮司でした。
今ではすっかり大ベテランで、政界や裏社会の大物みたいな役がほとんどのため、蓮司さんが畳の上で、家族に看取られて死ぬシーンなど、ほとんど記憶にありません。だいたい、斬り殺されるか、撃たれるかです。磔なんてのもありました。
末期の肺癌患者ですから、どう送るかがテーマでしたが、蓮司さん、どこから見ても末期癌患者でした。
私が最初に、蓮司さんを見たのは、「太陽にほえろ」のゲストか、映画の「竜馬暗殺」のどちらかだったと思います。当時は圧倒的に、チンピラでした。
何が凄いって、先々代の松本幸四郎、すなわち、中村吉右衛門のお父様が演じた時の、「鬼平犯科帳」で、すでに盗賊を演じているのです。再放送を見て、知りました。今から半世紀も前です。
それから、ずーっと盗賊も演じているのです。しかも頻繁にゲスト出演しているので、相当買われているのでしょう。
元々、原田芳雄さんとの共演は多いのですが、「浪人街」では、勝新太郎さんとも渡り合っておりまひた。そういう存在なのです。
実年齢は、84だと知りました。どうか、どうかお元気で、まだまだ活躍してください。
※タイトルは忘れましたが、山口百恵と三浦友和の映画で、三浦友和の先輩ヤクザを演じたときの、「お前、蟻地獄って知ってるか?」というセリフが、妙に記憶に残っております。アイドル映画に出ていいのか?という迫力でした。
また、松本清張の「けものみち」で、名取裕子がヒロインを演じたとき、焼き殺される旦那が蓮司さんでした。政界のフィクサー、鬼頭は、今こそ、石橋蓮司で見たいものです。