昨日は、一日休みを取りましたので、前編だけ見ておいた、「ソロモンの偽証」の後編を見直しました。この映画は、以前に一度見ております。前
編がとんでもなく面白かったので、えらく期待したのですが、後編で腰砕けになったような記憶がありました。
改めて、見直しての感想は、後編も結構面白く見られました。何せ原作は、あの!宮部みゆきです。たくさん映像化されておりますが、いくつかを除いてろくなものがありません。それくらい、映像化は難しいものがあります。
クリスマスイブの雪の日、ひとりの中学生の死体が、学校で発見されました。自殺と事故の両方が疑われますが、警察は自殺と判断します。
しかし、その死に疑問を持った同級生たちが、死の真相を見つけるため、校内裁判を開催します。
改めて見ると、色々な発見がありました。
生徒役は、ほとんど無名の方でしたが、逆に周りをガチガチの芸達者な方々で固めております。尾野真千子、夏川結衣、黒木華、佐々木蔵之介、田畑智子、松重豊、小日向文世、永作博美、余貴美子、津川雅彦と、相当な面子です。びっくりしたのは、殺したと疑われる悪ガキが、あの!清水尋也で、その母は江口のりこでした。
裁判を進めるのは、藤野涼子扮する藤野涼子です。そう、オーディションで主役を射止めた彼女は、役名を芸名にしたのです。彼女は検事です。
弁護人は、板垣瑞生扮する神原です。彼は違う中学に通っているのですが、亡くなった柏木とは交流があったようです。
犯人として疑われるのが、清水尋也扮する大出で、彼から強烈なイジメを受けていたのが、石井杏奈扮する樹理と、富田望生扮する松子です。
中身はほとんど忘れておりましたが、裁判は実にスリリングでした。藤野涼子は、実質デビューみたいなものですが、本当に良くやっております。ただ、芸名を役名にしたことで、一生彼女は、この役を背負わなければならない、そんな気がいたしました。
それと、私は全く知らなかったのですが、板垣瑞生は、今年亡くなっていたのですね。これも何か因縁を感じます。
脚本の真辺克彦は、大変な作業だったと思います。宮部みゆきの原作を脚色するというのは、他のいくつかの宮部作品の映像化されたものを見れば、どういうことか良くわかります。WOWOWで、多部未華子の主演でドラマ化されており、そちらはまだ見ておりませんが、無性に見たくなりました。
※しかし、塚地武雅と池谷のぶえの子供が、富田望生というのは、恐ろしくリアリティがありました。