「ポリティカルパン」、ご覧になりました?予想通り、野木亜紀子は、第二回で一気にアクセルを踏みました。
選挙戦を、わずか一回で描ききったのです。勿体ぶった描写はありません。「銀河の一票」と比べれば、詳細とは言えません。しかし巧い。実に巧い。
河合優実扮する雅が、実は幼いころ、政治家を志しており、ルソーの本を何度も読み返していたなんてエピソードもいい。その本は、付箋だらけでした。
石原さとみ扮する弥生も、絶対的に不利な状況から、少しずつ支持を増やしてまいります。鍵はやはりネットでした。
あえて選挙速報を引っ張らないのもいい。そこで余計な尺を使わないからこそ、一話で選挙を描けたのです。
高橋一生扮する、参議院議員の将門の、腹の底が読めない感じも実にいい。すでに弥生が、油断ならない存在であることに気付いた感すらあります。
先は全く読めませんが、このドラマが相当面白いことだけは間違いありません。
※草刈正雄、岩松了、酒向芳、古舘寛治、この四人が談合するシーンは、おかしくてたまりません。ベテランにしか出せない味があり、私など、トリオ、ロス、アミーゴスを思い出してしまいました。