「出没!アド街ック天国」は、三鷹特集でした。遠い昔、私が5年間住んだ街です。
以前にも書きましたが、上京して初めて住んだのは、西荻窪でしたが、田舎者のおのぼりさんには、交通機関のことなど、何もわかるはずもなく、学校に近いところというだけで、父と一緒にあっさり決めてしまいました。
日曜日に、快速が飛ばされることに気付いたのは、住み始めてすぐでした。これがどうにも我慢ならず、きょうだいの上京が決まった時に、迷わず三鷹を探しました。
何せ、三鷹は快速はおろか、特別快速が止まります。大学卒業後、千駄ヶ谷の会社に就職しましたが、総武線の始発があるため、座って乗り換えなしで行けました。
番組で取り上げられた、今の三鷹は、まさに浦島太郎状態で、ほとんどわからないところばかりでした。今はアトレもあるのですが、そもそも三鷹に駅ビルなどなかったのです。
私が住んでいたのは、駅の北口から、歩いて10分ほどのアパートで、住所は武蔵野市関前でした。井ノ頭通りのすぐそばで、使い勝手の良い、小さな商店街がありました。
スーパーのいなげやがあり、その回りに魚屋、肉屋などがあり、魚をおろしてくれたり、肉屋には揚げたてのコロッケやとんかつがありました。こういうのがどんなに有難いか、自炊をしてから身にしみてわかりました。
もう、私の知っている三鷹ではないと諦めておりましたが、出ました。ラーメンみたかです。
このお店のことは、以前にも書きましたが、江ぐちという、私らきょうだいが、週4ほど通ったくらい中毒性のあるラーメンで、忘れもしません、初めて訪れた時は、ラーメンが270円でした。半世紀前とはいえ、他のお店では、どんなに安くても500円以上いたしました。
江ぐちで働いていた方が、その味を引き継いだのですが、ほんの一瞬、江ぐちの親父さんが映りました。そして、現在の常連さんが食べていたのが、ビールとチャーシューという、まさに私のきょうだいの大好物で、ビールを飲んだあとに、ラーメンを楽しむのです。
ワンタンメンに、ポーチドエッグをトッピングしたラーメンを紹介しておりましたが、今は1000円だそうです。当時は500円までしませんでした。
だいたいね、ポーチドエッグなんて言っておりましたが、麺を茹でる熱湯のなかに、生卵をぶっこんで半熟くらいにしたものです。
昔の江ぐちも混んでおりましたが、こんな長蛇の行列にはなっておらず、割とすんなり食べることが出来ました。
食べたいですねえ。