「ブラッサム」は、まだ始まって数回ですが、名作の予感がいたします。このことは、初回を見た時にも書きました。
初回、オープニングで、いきなり加賀まりこ扮する、晩年の珠と、松たか子扮するマネージャーが登場して驚きましたが、これ、どこかで見たことがあると感じました。
「おしん」でした。ヒロインのおしんは、田中裕子ですが、こちらも初回のオープニングは、乙羽信子扮する、晩年のしんでした。そして傍らには、大橋吾郎扮する孫がおり、ふたりは旅に出ました。
そして、しばらくは、小林綾子扮する、幼少期のしんの描写がしばらく続き、ドラマの人気は沸騰しました。「ブラッサム」は、もろにこの手法をとっております。勿論、パクリとか、そういうことではありません。
また、昨日のエンディング近く、満月の夜、夜桜が舞うなか、鳥籠のなかのカナリヤを見つめる、渡部篤郎扮する、珠の父、清治のシーンに、私は息を呑みました。これは、テレビドラマのレベルではありません。それくらい美しいものでした。
これは、相当腕っこきのスタッフが揃っていると確信いたしました。やはり、「ブラッサム」は、化けそうです。
何より渡部篤郎です。ここのところ出ずっぱりですが、「ブラッサム」の渡部篤郎は、飛び抜けております。おしんの父の伊東四朗もダメ親父でしたが、清治は、何ともいえない哀しさがあります。今朝は、BSで既に見ましたが、まさに絶品でした。
※三浦誠己を、私はずっと珠の兄だと思っておりましたが、叔父でした。正しくは、清治の弟です。大変失礼致しました。