WOWOWで録画しておいた、「ナイトフラワー」をようやく見ることが出来ました。
森田望智は、昨年の助演女優賞を席巻しましたが、これは妥当です。アンダーグラウンドな場所における女格闘家、多摩恵ですが、それでは食べていけず、身体を売って日銭を稼いでおりました。
彼女は、発声から変えており、格闘シーンなど、相当訓練を重ねていたことがわかります。
また、北川景子も、いくつかの主演女優賞をとっておりました。ダブルワークでふたりの子供をささえるシングルマザー、夏希の役ですが、働いても働いても、まともな暮らしが出来ません。
特筆すべきは、Snow Manの佐久間大介と、SUPER BEAVERの渋谷龍太です。風俗の運転手と、ドラッグの元締めという、ある意味実にはまり役です。
旧ジャニーズならば、まずオファーを断っていたでしょう。何せ天下のSnow Manに、風俗の運転手です。渋谷龍太も、何かのインタビューで、このオファーは受けないわけにはいかないとありました。
彼の独特の風貌が、ドラッグの元締め、サトウの底しれない不気味さを際立たせており、これはキャスティングの勝利です。
夏希は、ドラッグの売人になり、多摩恵はその用心棒になります。どう転んでも、まともな未来など、待っているわけがないのですが、お客の女の子がひとり亡くなることで、事態は急変します。
で、あのラストです。あれをどう捉えるかです。
色々と賛否両論あったと思います。でもね、何せ「ミッドナイトスワン」の内田英治監督です。私は、思いっきりバッドエンドであると思います。しかも、これ以上ないレベルの冷徹な結末です。
しかし、それではあまりに救いがなさすぎる。だからこそ、あのようにしたのでしょう。