かつて、千葉雄大主演で、ドラマ化された、柚月裕子原作の、「盤上の向日葵」が、坂口健太郎主演で映画化され、それがWOWOWで放送されました。
若き天才棋士、一条が坂口健太郎で、刑事が佐々木蔵之介と高杉真宙、真剣士と呼ばれる、賭け将棋の鬼、東明に渡辺謙、幼い頃の一条に、将棋を教える元校長が、小日向文世です。
ちなみに、NHKのドラマは、一条が千葉雄大、刑事が大友康平と蓮佛美沙子、東明に竹中直人、元校長が、柄本明です。柄本明は、映画にも地方の真剣士として出ております。
かつて、プロの棋士を目指していた若手刑事、佐野は、ドラマと映画で性別が違いますが、元々は男性の設定だそうです。
山中で、白骨死体が発見されるのですが、その遺体は、将棋の駒が一緒に埋められておりました。そして、その駒は、売れば数百万という高価なものでした。
警察が、色々と調べていくうちに、その駒には、今売り出し中の、若手天才棋士、一条と関わりがあることがわかります。そして、一条には、壮絶な過去がありました。
悪くはないです。坂口健太郎と渡辺謙のふたりもいい。ただ、尺を使える分だけ、やはりドラマのほうが丁寧でした。
そして、これは何度か書きましたが、最近、テレビドラマと映画で、同じ題材ということが、多々あります。特に、池井戸潤の小説ではそれが顕著なのですが、たいてい映画のほうが後発です。
かつて、角川映画が全盛の頃なら、映画が先で、テレビドラマがあとでした。横溝正史然り、森村誠一然り。そして、映画のほうが、明らかにお金がかかっておりました。
今は、WOWOWなども積極的に、ベストセラーを映像化しているため、さほどお金のかけ方に差を感じないのです。そして何より、ドラマのほうが出来が良いのです。
このドラマはNHKでしたが、やはり丁寧に作られておりました。映像化が被ることは致し方ないことですが、他にも題材は、いくらでもあると思います。