「Tシャツが乾くまで」は、リアルタイムでの放送時は、予告が一切ありません。これは徹底しております。


松山ケンイチ扮する充は、生きておりました。以前にも一度電話があり、生存していることは間違いないのですが、昨日の回では、蒼井優扮する咲子と、かなり長く電話で話し合えました。


生方美久が、大胆だと思ったのは、ドラマの半分とまでは申しませんが、かなりの時間が、咲子と、中島歩扮する樹生の会話なのです。これはなかなか出来ることではありません。


さらには、咲子と充の電話のシーンです。充は声だけです。そう、実質は咲子のひとり芝居です。この時の蒼井優は圧巻です。


また、このあたりの描写は、彼女が目標とする坂元裕二がやりそうなことです。しかし、綿密な脚本と演出、さらにはそれを演じきれる役者でなければ、だらけてしまうし、何より画が保ちません。緊張感と適度な緩さ、これが絶妙です。


以前、このドラマの設定は、一歩間違えると、いっときの韓国ドラマのようになってしまうと書きました。そうはなっておりませんが、ある意味スレスレのところを狙っております。昨日のラストなど、まさにそうです。あれがピザ屋ではないことは、直感いたしました。


恐らく来週、なぜ充が失踪に至ったかが明らかになるでしょう。これは見ものです。


※充は、咲子と電話をしたいのなら、喫茶店ではなく、直接携帯にかければいいじゃねえかと思いますが、ドラマはこうでなくては。