先程流れたネットニュースは、見間違いかと思いました。


作家の東野圭吾さんが亡くなりました。まだ、68歳です。死因は大腸がんだそうです。


文庫本ではありますが、東野さんの本を何冊買ったかわかりません。それくらい、東野さんの小説が好きでした。


私の場合は、とっかかりは、ドラマの「白夜行」ですが、ほとんどの場合、映像化されたものは、小説に及びませんでした。


WOWOWで放送された、「幻夜」など、東野さんがこんないい加減な小説を書くわけがないと思い、文庫本を買い求めたのですが、よく映像化を認めたと思いました。それくらい、原作を改悪しておりました。


「ガリレオ」でも、映画の「容疑氏Xの献身」では、小説のキモともいうべき、結末の湯川先生の言葉がなくなっており、ドラマの「聖女の救済」でも、タペストリーの件が、軽く扱われており、私の子供など激怒しておりました。


恐らくですが、東野さんは、一度メディアに預けたら、完全に任せたのでしょう。だから、一切クレームをつけなかったのではないでしょうか。


これは、何度も書きましたが、東野作品で、最も映像化で成功したのは、ドラマの「白夜行」だと思います。これは、脚本の森下佳子が、雪穂と亮司の関係を、かなり大胆に設定を変えたのは、東野ファンならご存知でしょうが、この作品に関しては、上手くいっております。


綾瀬はるかと山田孝之の、主演ふたりも良かったのですが、八千草薫、武田鉄矢、渡部篤郎、麻生祐未といった、ベテランが素晴らしいのです。後に映画にもなりましたが、テレビドラマに遠く及びませんでした。そもそも、あれだけの長編を、2時間程度の映画にまとめるのは、無謀です。


「ガリレオ」の新作は、来月発売されるそうですが、その次は、永遠にないのです。


東野さん、それにしても早過ぎます。


合掌。