サッカーワールドカップのせいで、またま変な時間に目が覚めてしまい、そこでこれまた強烈な映画を録画していたことを、思い出しました。
「ヌードの夜」。WOWOWは、なんと!石井隆監督特集であります。正気の沙汰とは思えません。勿論、私は大歓迎ですが。
もうね、石井隆の世界がてんこ盛りです。
夜、暴力、エロス、血、雨、名美と村木、そして飯島大介のヤクザ!
この映画では、名美は余貴美子、村木は竹中直人です。名美は、根津甚八扮する、腐れ縁の行方に、ずっとお金をせびられておりました。バブルがはじけて、経営するクラブは、借金まみれだったのです。
しかし、名美は恋人ができて、婚約が決まりました。なんとしても行方と手を切ろうとするのですが、別れ話がこじらて、行方を殺してしまいます。
村木は、元証券マンで、今は便利屋てす。名美は、そんな村木を使って、罪を村木に被せよと考えます。
行方は、いわゆる両刀使いで、若い男とも付き合っていたのですが、それが椎名桔平です。そうです。根津甚八、竹中直人、椎名桔平といえば、後の「GONIN」のうちの三人です。
暗くて、ジメジメしていて、暴力やベッドシーンだらけで、邦画が嫌いな方々が嫌なものが全て入っておりますが、私は大好物です。
しかも、男性三人は勿論ですが、余貴美子が素晴らしい。よくぞここまで、という熱演です。
真夜中に、こんな映画を見たら、寝られるわけがないではないですか。おかげで、またまた意識朦朧です。
今度は、「夜がまた来る」が放送されます。こちらも私は初見です。
※竹中直人、根津甚八、椎名桔平は、石井隆監督に惚れ込んでいるのが、よくわかります。
根津甚八の、シャブ中のヤクザは十八番ですが、あの口調、あの眼差し、たまりません。
本当にいい役者でした。