「ミッドナイトタクシー」の初回を見逃したことは、昨日書きましたが、やはり金曜日の再放送まで待てずに、二回から見てしまいました。


それなりに面白かったのですが、コメントを頂戴し、やはり初回から見なければ、面白さが違うとありました。


見る順番といえば、遠い昔にこんな思い出があります。


高校時代、奇しくも文化祭の真っ最中に、地元の映画館で、「仁義なき戦い」の五部作一挙上映という、たまらない企画がありました。


高校生がヤクザ映画でもないのですが、これはやはり見たかった。その時私は、まだ一本も見ておりませんでした。


友人がひとり同調し、学校をサボって古い映画館に向かいました。今から半世紀近く前ですから、当然入れ替えなんてありません。


トイレと煙草の匂いが充満しているような、普段はエロ映画を上映している、古びた名画座でしたが、一本目が始まったところ、「あれ?」と思いました。


「仁義なき戦い」をご覧になった方はおわかりですが、必ずオープニングに、今までのダイジェストが流れます。ただし、第一作はそれがないはずなのですが、しっかりダイジェストがあったのです。


なんと!最初に私たちが目にしたのは、「仁義なき戦い 完結編」でした。そうです。タイムテーブルを見間違えてしまい、いきなり完結編から観る羽目になったのです。


これは、さすがにまずいと思いましたが、今更映画館を出るわけにもいきません。仕方なく、完結編の次に第一作という、無茶苦茶な順番で完走いたしました。


それでも、どれも映画としては面白かったのですが、菅原文太がメインではない、第二作の「仁義なき戦い 広島死闘編」が、私には飛び抜けて面白かった。ただ、やはり一作目から見たほうが、印象は違ったと思います。


ちなみに、「孤狼の血」で、鈴木亮平は、この映画で千葉真一が演じた、大友勝利を目指したと言われておりましたが、これはぜひご覧ください。私は、WOWOWの千葉真一特集で放送されたものを、永久保存にしております。


※元々は、北大路欣也扮する、特攻隊崩れの山中正治役が、千葉真一だったのですが、北大路欣也が、大友役に難色を示し、急遽役を取り替え、千葉真一が激怒したという逸話がありますが、これは取り替えて正解でした。


笠原和夫の脚本も、乗りに乗っており、名セリフだらけなのですが、とてもここに書けるようなものではありません。今のテレビでは、絶対に無理ですが、さすがWOWOW、全て流しました。