今から、15年ほど前のお話です。前に書いていたら、申し訳ありません。
私は、出張に初めて中学を卒業したばかりの子供を連れて行きました。私が仕事をしている間は、子供は、大好きな水族館や博物館巡りをしておりました。
帰る前に、子供の念願だった秋葉原に行ったのですが、その時ゲーセンに立ち寄りました。クレーンゲームが得意なのですが、漫画のキャラクターのフィギュアが景品になっているのを見て、こう申しました。
「さすが東京だ。甘いわ」と。
要するに、私の地元に比べて、景品の置き方が取りやすくなっているというのです。500円もあれば充分だと。
私とちがい、理系頭の子供は、論理的に分析して取り方を研究しておりました。そして実際に500円もかけずに、NARUTOのフィギュアを取ったのです。
すると、ゲーセンのお兄ちゃんが寄ってまいりまして、子供にこう言ったのです。
「あのね、君は一日一回だけにしてね」と。
大学時代に、私の同級生はパチプロで、当時出始めたフィーバー機のだし方を研究して、パチンコ屋で同じことを言われましたが、私の子供は15歳にして、セミプロ扱いでありました。