今朝の、「あにき」も、実に面白いものでした。  


高倉健扮する鳶の頭、栄次は、映画で演じてきたような、男のなかの男的な性格ではなく、細かいことに拘り気が小さく、それでいて気分を害すると、周りに当たり散らすという、極めてめんどくさい性格です。


大原麗子扮する、妹のかいが結婚したいと伝えても、逃げ回り、あげくの果てには、結婚したけれゃしろ、俺は式に出ないと言い放ちます。


島田正吾扮する先輩のカシラ、松五郎にも耳を貸さないため、ついには鳶の総代が乗り出します。これがなんと!佐野周二なのです。今の方にはわからないでしょうが、関口宏のお父様です。


この江戸弁がたまりません。何より、重鎮のなかの重鎮である、島田正吾の松五郎に、「おい、松公!」と呼ぶのですよ。


そもそも、健さんの上の上の存在なんて、そこらへんの役者では出来ません。そこに佐野周二をキャスティングするのですから、大したものです。


そんな「あにき」も、残り5回になり、次は何だろうと、番組表を確認して、愕然といたしました。


ドラマ枠ではなくなっておりました。平日七時は、歌番組になっておりました。今のところ、他の時間帯には見つけられませんでした。


せっかく、かつての名作が次々と見られて、有難いと思っておりましたが、「あにき」が最後のようです。


次はありません。