「あにき」を見ていると、半世紀も昔ということを、あちこちで思い知ります。


立ち退きを決めた若夫婦がおりましたが、その夫は橋爪功でした。髪がふさふさでしたので、全く気付きませんでした。


何せ、鳶の若い衆が、小林稔侍なのです。出演者のなかで、今も健在なのは、彼と秋吉久美子、それに倍賞千恵子くらいではないでしょうか?


高倉健、大原麗子、田中邦衛、島田正吾、下條正巳、織本順吉、滝田ゆう、みんなあちら側に行ってしまきました。


驚いたのは、春川ますみさんが、まだご健在なのですね。最近見かけないので、存じませんでした。


路地の立ち退き話が表面化して、住民たちは猛反対します。高倉健扮する栄次が説得しますが、誰も耳を貸しません。


ここからのストーリーは、覚えておりませんが、こういう場合、住民代表がきり崩されます。私自身、そういうことを、何度も実際に見てまいりました。


栄次は、立ち退き話を持ちかけてきた、下條正巳と織本順吉を、いいひとだと繰り返しますが、本当にいい人かどうかもわかりません。


この半世紀、私も歳をとり、様々な経験をいたしました。「冬の運動会」もそうでしたが、今見たほうが、感慨深いドラマもあるものです。


※健さんは、この頃スウィングトップを愛用しており、このドラマにおいても、様々な色のスウィングトップを着こなしております。


これがまた、かっこいいのです。