先日、お知らせした、「中島みゆき オールタイムリクエスト」ですが、あえて申し上げるなら、22時くらいから、最低一時間半くらいで放送してほしかった。


奇しくも、このあたりで終わってほしくないと書いた、「地上の星」、「時代」、「糸」が、初っ端から立て続けにかかりました。これはまあ、リクエスト番組ですから、仕方ない。どれもスタンダードですから。


そこからですよ。もっと少数のものを取り上げてほしかった。「ファイト!」がフルコーラスで流れたのはありがたかったのですが、「地上の星」で始まり、「麦の唄」で終わるというのは、あまりにNHK過ぎる。だったら、「銀の龍の背に乗って」くらいやれよと思いました。


いや、本当の中島みゆきのコアなファンであれば、恐らくもっともっとマニアックな曲のリクエストが来ていたでしょう。だからこそ、あと30分はほしかったのです。ラジオで見せていたみゆき節全開で、もっともっと面白くなったのに、本当にもったいないです。


その直後、同じNHKですが、BSで放送された、「玉置浩二ショー」は、年一くらいで不定期に放送されているのですが、これがよかった。とんでもないクオリティでした。ゲスト、ASKA、佐藤浩市、手嶌葵ですよ。


まず、ASKAです。玉置浩二とASKAのデュエットで、「はじまりはいつも雨」です。さらに、ふたりで10年以上前に作り、未発表だったという曲、「音銀河」を初披露します。これが、壮大なバラードで、名ソングライターの合作なのですから、おかしなものになるわけがない。


さらに、ゲストで登場したのが、佐藤浩市です。「ザ、ロイヤルファミリー」の縁ですが、佐藤浩市は、「役者歌」といって、コンサートも行っております。


玉置浩二が、ギター一本で、「ファンファーレ」を唄い、そこに佐藤浩市がデュエットする。さらに、玉置浩二の恩人、井上陽水の「傘がない」を、佐藤浩市がコンサートで唄っていると聞くと、玉置浩二が即興で唄い出す。


さらには、ぶっつけでふたりで、「愛の讃歌」を、弾き語りで唄うのですから、こんな贅沢ありますか?玉置浩二が「傘がない」を唄い出した瞬間、佐藤浩市が「うわ、すげー」と、何とも言えない声を発しました。あの佐藤浩市が、眼を潤ませているのです。


しかも、とどめとして登場するのが、あの手嶌葵です。玉置浩二とふたりで、「テルーの唄」に、あの名曲、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」のエンディングテーマ、「明日への手紙」まてデュエットするのです。手嶌葵が緊張しているのが、画面ごしにもわかりました。


もう、てんこ盛りです。70近くにして、玉置浩二は今まさに全盛期です。それが、画面から溢れておりました。


前回の、いきものがかりとの、「ジャンクランド」の時も感じましたが、「クリスマスの約束」なき今、最高の歌番組です。