金をかけられないと言われているフジテレビのBSで、「輝き続ける中森明菜」という番組が放送されました。5人のゲストが、中森明菜のことを語りつくし、数々の名曲も放送するとの触れ込みでした。


これがまあ、酷い代物でした。ここまで酷いのは、いくらBSとはいえ、久しぶりです。


まず、5人のゲストと言いながら、全て取材VTRです。つまり、セットを組んで、ゲストが集まって中森明菜のことを語るわけではないのです。


その5人は、加藤登紀子、小室哲哉、森口博子、椿鬼奴、加賀翔で、まあ悪くはないのですが、それぞれの中森明菜の曲、ベストスリーを挙げるという企画が、だらだらと進行するため、非常に間延びした印象になってしまいました。


致命的なのは、その数々のヒット曲を、きちんと流さないということです。「夜のヒットスタジオ」のVTRだって、たくさんあるでしように、なぜカットするのでしょう?


それこそ、井上陽水と玉置浩二を従えた、「飾りじゃないのよ涙は」のVTRでと流せば良いでは有りませんか。


結局、山場もなにもなく、2時間が終わりました。以前、同じ企画で、「輝き続ける中島みゆき」というのを見ましたが、その時は司会がおり、スタジオにゲストを集めて、みゆきさんの事を語り合っておりました。その程度のことすら、できないのです。


いまのフジテレビを、象徴するようなクオリティでした。