何だか、今日のネットニュースには、私のブログを引用したような代物がいくつかありました。「少女に何が起こったか」についてなど、普通は今、書きませんよねえ。ま、いいですけど。
さて、「テミスの不確かな法廷」が、再開されました。いやー、凄かった。
死刑囚の再審請求が始まりました。しかし、その死刑はすでに執行されております。こういったケースで、再審請求が認められたことはありません。
ドラマは、その再審請求と並行して、松山ケンイチ扮する安堂清春と、小木茂光扮する検事の父親との葛藤を、丹念に描きました。
子供の頃から、周りと同じ事が出来ず、小学校でも清春は浮いた存在で、両親は担任に呼び出され、きちんとしつけをするよう注意されました。まだ、発達障害などが、あまり認知されていなかった時代です。
そんな時、父親は、前橋に派遣され、前橋一家惨殺事件を担当することになるのですが、その最中に母親が清春を車で轢いてしまいます。父親は母親の虐待を疑い、母親は心労が重なり、ついには離婚します。
安堂は、自分のことを、宇宙人としばしば称しますが、それは幼い頃に見た、父親の日記のなかの言葉でした。
彼は、再審請求の審理の場で、自分の父親が事件の担当検事だったことを明かし、一度は判事を辞退したいと申し出ます。
しかし、様々な葛藤を乗り越え、安堂は自ら、審理に関わると表明いたします。そのことを父に伝えるシーンは、まるで宣戦布告のようでした。
文句なしです。今期のドラマのなかで、トップです。
※安堂に扮する松山ケンイチは言う事なしですが、遠藤憲一、鳴海唯、恒松祐里、山崎樹範、山田真歩、葉山奨之、山本未來、小木茂光、入山法子、足立智充、市川実日子、和久井映見、山崎一、そして死刑囚の娘の齋藤飛鳥!
派手さはありませんが、みんないい。本当にいい。見事なほどのはまり役です。