「ラムネモンキー」ですが、木竜麻生扮するマチルダとは何者だったのか、さらに明らかになりました。
以前も書きましたが、これは「ゴンゾウ」における、前田亜季扮する殺害されたバイオリニストが、回を重ねるごとに何者だったのかを、生前関わった人達の証言で明らかにしていった手法によく似ております。
昨日は、近藤芳正扮する建設会社の社長が登場して、マチルダとは関係ないのですが、大森南朋扮するチェンに、彼の自伝を映画化するにあたり、中越典子扮する、旧知のプロデューサーから監督をしないかというオファーがあり、アパートの家賃にも事欠いていたチェンは、飛びつきます。
この社長が、とんでもないワンマンで、そもそも自伝を自費で映画化すること自体が、ろくでもない企画だとはチェンも充分わかっているのですが、なまじ映画好きなため、チェンの脚本にダメ出しを繰り返します。
社長が、そこで名前を出すのが、黒澤明監督の「三匹の侍」と、小津安太郎監督です。彼らを見習えと。
チェンたちと同世代で、映画を知っていれば、この社長がいかにえせなのかが、これだけでわかるのですが、若い方々には通じたのでしょうか?
私のブログを読んでいる方には、何を今更なのですが、「三匹の侍」は五社英雄監督ですし、小津に至っては安二郎です。
古沢良太さんは、こういうことをよくやります。私には、自分の作品を批判するのは結構だ。けれど、せめてこの程度の知識くらいがあって批判してるのだろうな、と、古沢さんが試しているように感じます。
前に何度か書きましたが、「コンフィデンスマンjp」の初回のオープニングで、「スティング」のもろパクリの詐欺をダーコたちが働くのですが、この時も、映画のタイトルを出さずに、「こんなにうまくいくとは思いませんでした。映画と同じ設定なのに」、「あいつら、古い映画なんか見ちゃいねえよ」という台詞がありました。
どちらも、極めてわかりやすい映画ネタなのですが、今回もきちんと理解して見ていたのは、せいぜい半分くらいですかねえ。
※ただ、やはり津田健次郎扮するキンポーの行動が気になります。
彼は何か大きな病気を抱えておりますが、とにかくよく家を空けます。
親が認知症になった方ならお分かりですが、とてもではありませんが、ひとりになどさせられません。要介護認定を受ければ、ヘルパーを頼めますが、時間には限度があります。特に夜は危険です。ましてや床屋もうまくいっておりません。
このことがどうしても引っかかるのです。