「ばけばけ」は、いよいよ佳境を迎えました。ヘブン先生やトキたちは、松江を離れて熊本に転居いたしました。
高石あかり扮するトキは、らしゃめん、すなわち異人の妾と呼ばれることが嫌で、熊本に向かったのですが、これ、しゃーないです。
だって、本人だけでなく、トキの両親、本家の雨清水家、さらには小日向文世扮する勘右衛門までの生活費の面倒を見てもらっているのです。
岡部たかし扮する父親の司之介に至っては、仕事は辞めるは、ついにはまた、怪しげな投資話に大金を突っ込んでしまいました。よくて失敗、ヘタをすると詐欺です。なんたって、夙川アトムです。怪しいこと、この上ありません。
これ、なんだかんだいっても、普通に考えればダメ一家です。ヘブン先生に、一族郎党みんなパラサイトしているのですから。借金まで返してもらったのです。
しかも、トキはともかく、家族の誰もか恥じてすらいない。もとは武家でしょう?誇りなどかけらもない。
司之介は、それが嫌で投資にのめり込んだのかも知れませんが、だったらきちんと働けということです。
「ばけばけ」は、ドラマとしては大変面白いのですが、松野一家には、全く感情移入きません。