「ラムネモンキー」では、反町隆史扮するユンが、どんどん追い込まれております。
松村雄基扮する、会社を経営する兄は、裁判の方針を自分で決めろと言いながら、罪の一部を認め、執行猶予を勝ち取る方針を強要します。
ユンは、長引いても無罪を勝ち取るつもりでしたが、結局は兄に従います。野波麻帆扮する妻も、離婚することを曲げてはくれません。
木竜麻生扮するマチルダの消息探しは、ユンにとってはもはや現実逃避の手段になっておりました。今回、かつてのレンタルビデオの店長、蛭田が登場します。なんと!生瀬勝久で、ユンの記憶のなかでは、怪しげな集会を開いていたのですが、彼は投資家として大成功しておりました。
蛭田は、昔のよしみで、三人を集会に誘います。勝ち組にしてやると。今の現状から、抜け出させてやると。しかし、彼らはその申し出を断ります。
古沢良太は、ドラマであれ、映画であれ、生瀬勝久をよくキーマンに使います。今回も、マチルダが何者であったかのヒントを、三人に与えておりました。
ドラマは、確実に面白くなってはいるのですが、ひとつだけ、根っこの部分が引っかかっております。
ユンはともかく、大森南朋扮するチェンと、津田健次郎扮するキンポーは、仕事をしなさすぎます。キンポーに至っては、床屋の仕事に加えて、母親の介護まであります。
いつもいつも、喫茶店で昔話をしている余裕などないでしょう。そこだけ見ていると、彼らが三人ともゆとりがあるか、現実逃避をしているかのどちらかにしか見えないのです。
そこがドラマとして、もうひとつ弾けていかない原因だと思います。