「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」が終わりました。


こちらの最終回は、実に面白かった。いや、ラスト二回は、見事な展開でした。これこそ三谷幸喜です。


菅田将暉扮する久部は、真っ逆さまに堕ちましたが、そこには愛がありました。久部と二階堂ふみ扮するリカの別れのシーンなど、もろ、「ロミオとジュリエット」へのオマージュでした。


久部は、人間としては、あまりに欠点だらけでした。ええカッこしいで独善的、嘘は平気でつくし、公私混同の極みのような人物ですが、演劇を愛しておりました。


だから、あのラストには救われました。少なくとも、演劇のえの字も知らなかった人達に、演劇の面白さはきちんと伝わり、感謝されていたのですから。


ドラマのなかで、リカと、浜辺美波扮する樹里はあまりに対照的でした。もろピンクハウスのトレーナーを愛用する樹里と、ちらりとアニエスベーのロゴの入ったカットソーを着こなすリカ。


服装ひとつにも、三谷幸喜がきちんと拘っていることがわかります。


※井上ひさしとすっかすか弁当には大笑いしました。